最近、他人が作ったおにぎりが食べられない若者が増えているという。
雑誌では、ある女子大生を取材している。
彼女は、自分の母親と、祖母が作ったおにぎりは大丈夫だけど、友達の母親が作ったものはNG。
だけど、コンビニなどで買ったおにぎりや握り寿司はOKなのだそうだ。
その女子大生は、他人が作るおにぎりでも、手袋をしていたり、ラップで包んで作っているのを見れば、もしかしたら食べられるかもしれないと話している。
記事によると、他人の生活感が伝わるのがダメなのではないかと分析していた。
勿論、作った人が嫌いなわけではない。
上武大学の経済学の教授が、ゼミの学生に、他人が作ったおにぎりが食べられるかどうかきいたところ、なんと、4割の学生が食べられないと答えたという。
運動会などで、善意で「おひとつどうぞ」などとおにぎりをあげる。
そういった場合、もしかしたら、その人は我慢して食べているのかもしれない。
子供や若者だけでなく、年配者にもみられるという。
彼らは決して潔癖症というわけではない。
息子にこの話しをしてみた。
息子は他人が作ったおにぎりを食べることはできるけれど、食べられない人の気持ちも、何となくわかると言っていた。
あ、そうなんだなあ~
握る前にきちんと石鹸で手を洗えば、衛生学的には全く問題ないそうである。
少し衛生的に無神経な人が作ったものであれば、確かに抵抗はあるかもしれない。問題は誰が作ったかではなくて、衛生的であるかどうかだと思うのだが・・・