日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

雷鳥荘には声だけですが

2024-07-13 20:20:00 | 旅行記
山の日の三連休は、大町からアルペンルートを電気バス、ケーブルカーにロープウェイを乗り継いで室堂へ。


















浮世を離れるとはこういう事。でもほとんど歩かない、便利さに頼って楽々ツアーに感謝しながら、最後に少しだけ山道を辿ります。










今日の泊まりは雷鳥荘。立山を仰ぎ見る谷筋に佇みます。





明日は立山へ登ります。


土佐旅記

2024-05-03 19:13:00 | 旅行記
4泊5日で高知県の西側を回ってきました。
食べ物と地質地形系、そして念願の四万十川デビューも叶いました。

美味しく面白く興味深く、そして親切で話し好きな県民の皆さまに恵まれて、ずっとワクワクが弾み続けておりました。

1日目は佐川で牧野さんゆかりの地から、中津渓谷へ。雨に押し込まれた車の中での昼食は、史上最高のカツサンドに出会うという稀なる体験もありました。近沢ストアのご主人と芋ケンピ談義も有意義かつ得心、やはり美味しいさつまいもに砂糖蜜だけがベッタリからんだやつをポリポリやるのが最高の団欒菓子ですよね!













2日目は天気が持ち直し、四国カルストの大風景を大またぎで回った後に四万十川源流もたどり、疲れた体に梼原で頂いた土佐牛さんすき焼きのサシが甘露なることこの上なし。















と、高知空港で思い出の振り返りは一旦ここまで。まもなく搭乗です。

若葉にツツジを見やり、ツルは舞い上がる

2024-04-13 11:16:00 | ふさおまき(オス)日記
真打昇進披露興行も3つめの寄席に周ります。林家つる子さん、応援記。

土曜の朝は旅サラダで久々の三船美佳さんを見てから出発。晴朗な空と透明な空気の中を歩くご近所は、欅の青葉も勢いよく、垣根にはツツジの淡い紅が光芒を放つ中気持ちよく千代田線に乗り込み、銀座線に乗り換えると、海の向こうからいらっしゃった様々な国の大きな人々と混じり座り、田原町にて下車。スカイツリーに新プロジェクトXのニュー地上の星を響かせて、賑わう淺草六区・演芸ホールに初めて参ります。
10時半、開演の1時間以上前でもすでに30名を越す女性男性が列を作り、お隣の敷地に伸びた最後部に並びます。




ちょっといなせなスタッフが、遊技場の入り口を塞ぐのに気を遣い、列を折り返してねと声をかけて来ると、すかさず遊技場のお兄さんが、ウチの開場は昼ですからご心配なくと、思いやりの好返球。下町良いね、人情だねと自然に見知らぬ男性客と口に出したらしながら、10時40分には入場、前から3番め下手「うー6」に席を定めて、今日の言祝ぎの落語演芸の盛り上がりに備えます。




今日の演目は何、つる子さん。
ちなみに上野では紺屋高尾としじみ売り、新宿では子別れを聴かせて頂きました。











桜高尾

2024-04-06 14:56:00 | ふさおまき(オス)日記
遅くやってきた都心の春満開の土曜日、高尾山に出かけました。スロウな桜前線は同時に高度を稼いでいたようで、登山口から山頂部まで、枝の半分以上に花がついていたように見受けました。



ケーブル山麓駅

599メートル山頂より、心の眼で富士を臨む

4月の山道は足元の小さな花を見つけて歩くのも、発見感が高くお楽しみ。







この1ヶ月山の天気は荒れていたのでしょう、あちらこちらに大きな枝が緑の葉をつけたまま落ちていたり、山肌の崩れた斜面を目にしました。
そんな崩壊地に真っ先に進出するのも小さな花たちです。

足元に生命萌え出づ花高尾

下山後は半年ぶりの髙橋屋さんへ。
2組の先客を待って、いつもの天せいろ大盛りを、刻み海苔雲上辺にて堪能しました。
後は温泉で汗を流して、夕方からは日本青年館で、妻が縮むの舞台見物。谷原章介さんと、花聦まりさんを拝みに参ります。




春の分け目はスカイベリー

2024-03-20 12:59:00 | 旅行記
HISバスツアーin栃木
2年ぶりのイチゴ狩りを探していました。
マイブームの続く「とちあいか」を食べれるハウスやツアーがないかをザクっと検索する中で見つけた日帰りバスツアーです。
ただし、募集文には「とちあいかもしくはスカイベリーの食べ放題」、つまりあいか二分の一です。

朝8時10分発。新宿駅近くのツアーバス様々が発車する路傍があり、目指すツアーの旗を探し出して、44名のイチゴマニアたちと黄色い車体の中央バスに乗り込みます。
休憩から帰る時にバスを乗り間違わないようにと、添乗員さんがキッチリ教えてくれたナンバープレートは川口の俳句。575と短期記憶にマッチする番号なので迷うことはなさそうです。



佐野厄除大師が最初のポイント、総合的な本厄の還暦男子は、方位違いと身体不調は前厄との厄一覧表に眉を顰めたりもしながらお参り、不安解消にお守りも頂いて、迷わずバスに戻ります。



そしてあいか、ではなくスカイベリーになりましたが、それは嬉しい誤算でした。





おっきい!大人の手の半分くらい。
彼女も大満足、40個が胃袋へと消えました。
私は20個ですが。

ここでちょうど12時。
楽しい休日はスカイベリーのおかげでスイートです。







2023年度の高尾月例登山は12回を完遂

2024-03-15 08:54:00 | ふさおまき(オス)日記
毎月登れば一年後にバッチのご褒美!
京王電鉄のキャンペーンにハマって5年以上、彼女と一緒に登っています。
今年もバッチ配布の三日間に合わせ、配布開始の30分前、8時に山の上を目指して、朝5時45分に家を出ました。

そして無事





バッチ配布に加えて、普段より早く開店した天狗焼きを頬ばり、快晴に甍の波を輝かせる八王子市街を気持ちよく眺めているのでした。







つる舞うつる子の昇進披露宴

2024-03-14 02:25:26 | ふさおまき(オス)日記

2024年3月13日 とても久しぶりにブログを書くのは、私なりにとても大きな幸せと感動を体いっぱい胸いっぱいに感じたから。

林家つる子さん、落語家。21日に真打昇進となる一週間前の大安吉日に、700名を越す参列者を連ねて、日比谷の東京会館で披露宴を開きました。もう室内ラグビーができそうなくらいに広く奥行きのある会場のほんの隅っこですが、それだけの人を集める人間力をひしひしと感じて、知る人もない10人掛けのテーブルで同好の士ということだけを結束帯にして、この上ないフレンチをいただきながら、最後は涙をぽろぽろ流して感謝と未来への約束を「これからは高座でつる子の恩返し」と笑わせる健気さも含めて、まっすぐな人柄の進む道に光あふれ倖多かれと祈るのでした。

 

 

 

 


奈良ご飯

2023-05-03 12:01:00 | 旅行記
4月30日 吉野は柿の葉寿司はきっちり塩を効かせたネタと甘めのシャリが、マッチしているひょうたろうさん。


奧千本をめぐった後の、金峰山寺門前の満松堂さんは、餅菓子と接客が丁寧な素直なお味で身体に沁みます。


夕飯は湯川屋さんのお部屋食。
前菜から、向付に椀物にとずらり懐石が並びます。


お造りが蒟蒻を使って山フグと称するのが微笑ましく、かつスッキリ味で印象に残ります。

名物は西行鍋。修行中の心身を健康に保つ秘訣は、この葛餡で、煮た野菜豊富な鶏鍋にあるとか。





お米は奈良県産ヒノヒカリ。
甘味にも葛菓子、納得の締めでした。


2日目、3日目。


明日香村は石舞台古墳近くにある、ファーマーズカフェで、奈良の野菜たっぷりプレートはチキンソテーと共に。



夜は大和八木駅近くのホテル一階に入った、その名も「奈良食堂」さん。前菜もお野菜たっぷりですが、実は生サラダがおかわり自由。鹿男と兎女になる私たち。
メインは県産牛・豚・鳥の食べ比べ盛り合わせで、お腹は満ち溢れました。




3日目、4日目の朝食はホテル9階の展望レストランで。














奈良旅3日目は室生寺から

2023-05-02 12:12:00 | ふさおまき(オス)日記
気持ちよく晴れた3日目は、近鉄と奈良交通バスを乗り継ぎ室生寺へ。まづは奥にいった龍の口から回ります。





さらに登って御神体たる岩と滝の地へ。








熊野奥駈けはしませんでしたが、室生の宇陀川は駆け降りました。







平成の台風で被害を受けた五重塔も見事に再建されています。
それにしても山一帯に伽藍を配置したこちらのお寺は実に広い。
野越え山越え、田辺天然記念物の檜や大輪の石楠花に見惚れながら、700段を登りました。







奥の院は煌びやかな位牌棟と空海様の御影堂があり、時代に身を寄せながら拝観させていただきました。

午前いっぱい室生寺界隈を歩き、これから長谷寺へ、臨時の直行パスで向かいます。







奈良の旅2日目快晴 吉野と飛鳥

2023-05-01 14:01:00 | 旅行記
2日目は朝日と共に、県下初のインフィニティ風呂に入って、金峰山寺蔵王堂にて朝の勤行、般若心経だけは小さな声でも追唱して、三体の大きな権現様に叱り叱られ身を清めて、7時半前からお宿の朝食を頂きました。










茶粥は奈良県産ひのひかりがもっちりと、
鮎の甘露煮を自分が好きだと分かるしっとりさ、よくできた種類豊富な朝ごはんでした。










お宿に荷物を置いてチェックアウト、吉野は南朝の歴史を巡ります。
吉水神社、そして谷を隔てた如意輪寺。久々に後醍醐天皇や楠政行といった名前を記憶に蘇らせました。

11時まで吉野山を巡って、日本最古のロープウェイは桜号で下山します。




吉野駅にはすでに特急が入線していたので、飛鳥までトーンと移動は、駅前で買った三色ソフトがなかなかいけてました。
桜とバニラにヨモギの香り、汗がきれいにひきました。






飛鳥の里は大学時代以来ですからほぼ40年ぶり、駅前、道路に各施設まできれいに整備されています。












もう、大地の膨らみがみんな古墳に見える一体をレンタサイクルで息を上がらせながら回って、高松塚壁画に亀石を見てご飯にしました。