日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

東海道新幹線から乗り換えて南下

2023-04-30 10:31:00 | 旅行記
満席の新幹線を京都で降りて近鉄線に乗り換えます。
JTBの企画切符は奈良線利用ですが、それでは乗り換えが面倒くさい、という事で近鉄のフリー切符を買って、紀伊半島の腹部へ南下する事にしました。今日の目的地は吉野です。




もちろんキンテーツトッキューに乗り、駅を出れば右手に東寺は五重の塔。





橿原神宮まで一直線、さらに乗り換えて吉野までは都合二時間あまり。雨雲には早く去ってもらい、晴れの旅路にしたいものです。



2023年大型連休の旅行は奈良にしました

2023-04-30 07:26:00 | 旅行記
4月30日(日)午前7時
東京駅のホームに立って、30分発の博多行きのぞみを待ちます。コロナの5類移行も決まって、制限のない連休は3年ぶり。
大混雑の駅を想像して、かなり早めに駅へ来ましたが、思ったほどは混雑がありません。




この何年か、朝の新幹線ではほんのりやさんのおにぎりを買って乗るのが定番となりました。タラコとシーチキンマヨそれからおかか。定番の定番である焼き鮭を我慢したのは、これから向かう、奈良は吉野での昼弁当と関わりがあります。












松本陸上競技練習場は冬気配

2022-10-09 10:41:00 | ふさおまき(オス)日記
信州の旅には色々お楽しみが多いのですが、食と芸術と体育が中心です。

昨日はまず運動。。中央構造線の間に貯まる諏訪湖畔を走れば富士も視界に入ります。





湖畔は鰻、寒の土用の発祥地とも。





夜はラーメン予定では無かったのに、
皆さんがダウンを着るくらいの寒さの中で野外舞台を見たもので、すっかり芯から冷えました。



一夜明け、丸の内ホテルの朝食が変貌を遂げたのに少し肩を落としつつ、
大好きなアガタベーカリーで昼食を仕込んで、午前はこれも体を清める空気の広がる、松本陸上競技練習場で、短距離練習です。空はにびいろ、湿った雲が低く、山には白い手紙となって舞うのではと思わせるほどの、冬の気配です。












裏磐梯を歩く

2022-08-19 12:54:00 | 旅行記
3泊4日で晴天を初めて拝む最終日の昼。




猫魔ヶ岳から、磐梯山と火山湖を見渡します。
秋の風の絶景です。



石垣島からやんばる

2022-06-23 12:29:00 | 旅行記
三泊四日の石垣島滞在を惜しみつつ、本島北部の山原へ移ります。



石垣島空港のランチは、食べたかった石垣牛のステーキ丼です。


2人とも完食、満足深く飛行機に乗ります。



1時間のフライトは、宮古島の平たい珊瑚島を眺めての到着。那覇空港からはレンタカーで2時間北上しました。





最初に立ち寄ったのは、道の駅ゆいゆい。
パイナップルを買ってお宿の楽しみにしようとの目論見を、ちむどんどんのポスターに語りかけたりして。






サンセットビーチのお宿は、コテージタイプ、実は30年ぶりの来訪となります。


夕ご飯は、琉球御膳という、地元食材をたくさん使った、和食アレンジの幕内風、ジーマミー豆腐が抜群か。

オリオンのノンアルで爽やかなりの1日を終えました。









山と海と球

2022-06-21 12:11:00 | 旅行記
石垣島の3日目を迎えています。
クッキリした青空を、水平線から入道雲が突き上げています。
雲が重なればスコールにも見舞われます。

珊瑚に囲まれた島でボートシュノーケル。


やってみたかったアーチェリーは、写真を撮る余裕無し。


ランチはソースたっぷりのチキン。



午後は直角の太陽があまりに眩しく、ビーチでまどろんだり本を読んだり。



その後、スタジオでベリーダンスをアレンジしたフィットネスを、キレキレ腹筋のインストラクターに教わり、骨盤が軟化。

2人でテニスの乱打をした後、夕方には、マウンテンバイクツアー。ミニバイク付きで通称おっぱい山に上がって日暮れの海を拝みます。










夜は熟睡かと思いきや、2人とも筋肉が活動したままなのか、夜中に目を覚まして、本を読んだらして、夏至の朝を迎えたのでした。





3食付きのこのお宿、ことのほかパンが美味しいのは、出身がフランスの企業だからかもしれません。











梅雨明け前線

2022-06-20 17:12:00 | 旅行記
日本で最初に梅雨が明ける沖縄県に、梅雨明け前日に来ました。
石垣島で3日遊びます。

到着日は梅雨の最終日、もちろん最後になるかは知らぬまま、昼ごはんに八重山そばを頂くと、屋良部山を登り、絶景に出会います。言葉より一見。しかし下山すると噂に聞いた沖縄流の梅雨・スコールに見舞われました。

ワイパーを激しく左右に揺らして、3泊するオールインクルーシブのホテルに向かいます。

































雨上がりにご褒美が南の海を渡りました。









整える旅 ReStartの前に

2022-06-05 17:03:00 | 旅行記
広く皆さんに退職をお話しし始めたのが6月1日。既に決まってはいたんですが。
今のお仕事は今月いっぱい、なのでいろんなことや思いやあれこれを整えようと、旅行しようと思った先はやはり京都でした。

5日の土曜日午前中には京都駅に着いて、お山に向かいました。かつて琵琶湖の側から登った記憶は30年前、今日は出町柳から八瀬を経て上がります。












三角点のトップは展望が得られませんが、その分日陰があります。
花崗岩質の砂利に腰を下ろし、蟻やカナブンが石影から這い出してくるのを眺めながら、佛光寺のかなえさんで買ってきたバンが昼食です。




おいし過ぎるぞ、京都のパン!

霊山を歩き、講堂で平安以降の国と権力の狭間で生きてきた宗教の生き様の説法を拝聴したり、根本中堂にては不滅の法灯に透徹の眼力を養い、西塔に至る山道に少しだけ修験者気分も味わいます。










延暦寺での祈りの道を終えると、京都トレイルに出て、いつのまにか入っていた滋賀県域から京都に戻り、北山トレイルを1時間、標高差540メートル登山口まで降りました。

夜は精進落としと言うほどでもありませんが、毎年うかがう、和ごころ 泉さんにて、懐石料理。




6月に入ったら、きっと食べたくなる鮎も、期待以上の見事な焼き具合でいただきました。
季節を楽しみ、意外な食材にも驚かされ、彩り美しく香りや食感にも発見が相次ぐ2時間でした。




























おいでませに応える50年

2022-05-01 19:12:00 | 旅行記
おいでませ山口へ、というコマーシャルの呼びかけを初めて聞いたのは、実家にテレビが入ってそれほど経たない頃と記憶しています。
だとすれば以来50年、学びの時、研鑽の年を経て己の思いに従う年に近づいて、ようやくその呼びかけに応える旅に来ています。

新岩国から入っての名所巡り、4泊させて頂きます。

1日目は岩国で錦帯橋と白蛇に鵜飼、山口市で室町期の五重塔と巡り、湯田温泉泊。











2日目は湯田温泉で中原中也を学び、秋吉台で蒼き空と白きカルスト台地を起伏に親しみ歩き回り長門温泉に泊。














今は3日目、朝に長門温泉の川沿いを走り仙崎へ出て金子みすゞの面影を追い、萩に来ております。


















2022/04/03

2022-04-03 10:48:00 | 旅行記
たとえ桜が咲いても、ウグイスの初音を聴いても3月は冬、4月の入ってようやく春と思えるのは、まだまだ自分が世のしがらみに暮らし、万物生成流転に身を置いていないからだと知る2022年卯月に入って最初の週末は、ここ数年恒例の、迎春旅となります。

向かったのは伊豆の国、春の実感を求め、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ロケ地探訪するのが目的です。








北条義時が狩野川向こうの八重さんを眺めた江間の地にある、久保田農園さんへ。事の他フレンドリーなご主人の説明を受け、今日の熟れ頃、章姫を30分食べ放題です。
甘さと酸味のバランスよく、しっかりした身の腰高スタイルの果実は、時間毎の味まで違うようで、一粒一粒、選ぶ目と手が鋭くなります。
30分の収穫は、かのじょ54個、わたし36個とジャスト5割マシで、1300円の料金を越す春感となりました。

囲む里山の山桜の煙る田園風景に車を走らせる事10分で、北条の里へ入ります。
時政が奥州征伐戦勝祈願を発意とした願成就寺。





仏師•運慶作の阿弥陀如来像ほか5体の鎌倉仏に手を合わせました。

続いて、韮山駅近くの大河ドラマ館へ。



撮影で使った小池栄子さん、新垣結衣さんの衣装や、ドラマのメイキングや小栗旬さんの地元へのメッセージも折り込んだ、4Kシアターがコンパクトに展示されています。





印象的だったのが、烏帽子を戴冠しての撮影コーナーです。案内してくれる地元スタッフの方が、前の人を待つ時間に声をかけてくれて、先日時政館の坂東彌十郎さんがプライベートで来館した話なんかも聞かせてくれます。彌十郎さん、とっても気さくな方だと笑うスタッフこそ、本当に気さく。良い気持ちで楽しませていただきました。





大河ドラマ館前で三色すみれを見ながら美味しいホットドッグをいただいたあとは、時代がグッと下がり、産業遺産の韮山反射炉も見学。










2日前に痛めた右足脹脛肉離れで、歩数が進まない私に肩を貸してくれた彼女に感謝しつつ、今日のお宿は伊豆長岡温泉へ。
三菱財閥岩崎家由来の三養荘さんです。
山一つを開き造作した庭園が目をひきます。部屋は離れて点在し、臥龍の廊下が繋ぐ配置です。







三養とは分際に安んじて福を養い、胃をくつろげて元気を養い、費用を節約して財を養う、以上の三つのために飲食を節約しようとの意だとか。
私にとっては、肉離れの養生を加えたいところです。

温泉は50度を越す源泉が熱く見に染みます。
剥がれて一休み、美味しい夕飯を頂いて夜もゆっくり長時間の睡眠。四養、五養にもなりました。