春、鯛を食べに行った鳴門旅行でしたが、目指す店が改装休業中で、食すに至らず。
そのリベンジを秋になって達成できるとは。
神戸は岡本からの到来物。
鳴門鯛焼本舗という、一年中鳴門の鯛を楽しめる店があるのです。
トースターで焼き直せば皮はパりっ。あんこは肌理が細やかでアズキの味が生きています。
もちろん、天然物です。
その説明文をそのまま書きうつせば、
「一丁焼き・・・明治42年に、当時は庶民には手の届かない鯛をかたどって作ったのが鯛焼きの歴史の始まりです。
鳴門鯛焼本舗では明治42年から受け継がれてきた伝統的製法の一丁焼きにこだわりを持っています。
一丁焼き製法は専用の焼き型に生地と餡をのせ、直火で短時間で焼き上げるため皮の表面がパリッとして
とても香り高く仕上がります。
効率は悪くともこれぞ鯛焼きというものをお客様にお召し上がりいただきたいと考えて、
今なお伝統製法の一丁焼きで焼き上げております。」
ということでした。
おいしく食べて、鯛も笑っています。
出張先の私に届いた彼女からのメール。
「ほわりを買って来るべし。もしくはジャム」
ほわりとは何ぞや?と問うものの空港で明らかに・・・と帰って来るのみ。
メインの仕事を終えたあと、
遅い時間に「あまんじゃく」という紙屋町サンモール地下にカウンターだけで店をやっている
お好み焼きやさんに入り、
原爆資料館を見学して、ようやく空港に着いて、
そのミッションを実行しようとしても、どこの棚にも並んでいません。
出発時間までは20分しかないし。
あきらめて謝って済まそうと思っていたらまたメール。
「冷凍ものだよー」
見つかりました。
ふんわり柔らかなホットケーキ生地に、甘さを抑えた牛乳感が膨らむクリームが
はさんであります。
食感はまさに「ほわり」。
広島ではなく、山口のお菓子ではあったのですが、
このほわり感、癖になりますぜ。
なにかと人気のショウガ。体が温まるとか、活性が良くなってやせるとか。
で、こちら宇都宮の宮CAFEで手に取った、mukuさんの「しょうがと黒糖クッキー」。
そういうことじゃなくって、ショウガって面白いやつだよね、ということを思い出させてくれます。
穏やかな黒糖くんと、ちょっとお茶目なショウガちゃん。
くるくる口の中で追いかけっこをして、やんちゃぶりを見せてくれます。
といっても、そこは子供。滅茶はしません。
紅茶と一緒にいただけば、すぐにおとなしく、ふくよかな焼いた小麦の広い胸で、
穏やかに寝息を立ててくれるのです。
あー、いただきました。
このかわいらしい人型とヒトデ型(花?太陽?)も良いです。
また宇都宮に行きたい理由ができました。
短距離ランナー凧の糸が切れて1週間、多忙は続いていますが
今日は2時間だけのお仕事だったので、久々のWALK&JOGと室内ウェイト
にストレッチ、そして読書をしていました。
歩いていても汗をかかない程度の秋風は、透明な光とともに至福をもたらし
狭間の休息とはなんといい物かとしみじみしたりしております。
逆に言うと、一方向の動きが続いて休みが無いと、どこか余裕が無くなって、
自分の舵取りもうまくいかず、人に叩かれたり、逆におだてられたりし続け
なければ体も心も動かなくなってしまうのでは、などと考えるのでした。
で、至福の一日、夕食の水炊き後にいただいたのがこちら。
Toshi Yoroizukaの
「LUMIERE」です。
ホワイトチョコの薄いボードがスタイリッシュな雰囲気。
でも、スポンジに抱き込まれた、パインとバナナ・マンゴーの
コンポートが甘酸っぱさのジュエリーを鮮烈に描いてくれて
さわやかさも満点。ムースはホワイトショコラなので
口の中は甘味と酸味が渾然一体です。
ふさおまき・めすが、もう一つのベリーショートとともに、
常盤台のお仕事帰りに池袋の西武デパートで買ってきてくれました。
その余談。
ケーキを買うために並んでいた時の、隣にいたカップルの会話。
男「Toshi Yoroizukaって誰?」
女「川島なお美のだんな」
なるほど、二人ともお幸せに。
蓋ですくって食べるんだ!
と続けた方、ありがとうございました。
同年代です。
ヒロタのシュークリームでは決してできない技ですが、
どこか見知らぬ世界では、あんなクリームたっぷりの
お菓子があるんだと、テレビを見ながら思った物でした。
あこがれのお菓子、シュークリーム。
これを気軽にポコポコ食べれるようになると、
大人を実感です。
見てください。これがプチシュー詰め合わせ。
10個で1500円。
綺麗に並んだミニチュアはみんな一口サイズ。
それでもミニの腹にたっぷりとクリームを頬張っています。
チョコに栗にキャラメルにロールにイチゴ、スワンも小さく泳いでいます。
ちなみに手前が普通サイズですね。
後はもう、この通り。
夢の数々を、ふさおまき夫婦はスゴイ勢いでお腹に収めていきました。
宇都宮に旅行の節は、是非お立ち寄り下さい。
新宿でアリス・イン・ワンダーランドを見た後、
夕飯は2度づけ禁止ではないくし揚げ・串の坊へ。
芝エビのシソ巻きやピーマンの肉詰めなど、少しづつ仕事をしてある
串を10本いただき、まだ伊勢丹があいているのでデザートを買いに
行きました。
ご存じの通り、デパ地下の洋菓子は百花繚乱ですが、
今日はフランス正統派の甘いスイートにして、
外見がキュートな形と色が楽しめるルコントへ。
私は、甘さ控えめで薫り高い皮がふわふわ生クリームを
しっかりと支える驚きのバランスで相当においしいシュークリームで、
こんな目を引く姿のスワンシュー。
(めす)は名前を忘れた仮称・フロレンス「ヘーゼルナッツクリームがふわふわスポンジに
潜むのを楽しむため、ビターなチョコレートコーティングと花飾りが美しい」
ケーキを買いました。
串を腹八分でストップしていたので、デザートが心から楽しみ。
なるほど、仕上げのお菓子だと、フランス優雅な夜でした。