京都駅からは、込む路を車で行くのを嫌って、川端沿いを北へ歩きました。
豊国神社を参って、建仁寺の塔頭、知足院で伊藤若沖の掛け軸を見たりしながら、
昼は中華の『盛京亭』さんへ。おっとり優しい味付けの、だけどモッチリ感抜群の肉団子は、さすが京都中華と呼ばれるバランスの良さ。
焼き飯はザ焼き飯で、チャーハンに非ずという、これは説明放棄をしてでね、食べたことのある人には分かるという分野の話にしておきます。
五条にバスで戻り、茶碗坂へ。日本人の少なさはここ数年とおなじ様子ですが、昨年の自撮り棒全盛は影を潜めたのに替わって、今年は着物変身が大流行です。
自分では買えない、原色鮮やかで大胆な構図の花が描かれたりしています。
きっと歩き方も習うのでしょう、裾をはだける事もなく、形良く、何より楽しそうな笑顔で歩いているのが印象的なのです。
そして今日のメインは、高台寺、北の政所が住まい、亡き太閤を弔ったお寺です。
場所は、殴られるの覚悟でザクッと言えば、
八坂さんと清水さんの間。
東山の斜面を使って下から順に建物が点在して、
そこをつなぐ渡り廊下には、ずっと屋根がついてます。
その様子が、山沿いを高みに向かって登りゆく、龍の背中に見えるのです。
この廊下と、境内の頂点に立つ二つの茶室が特別公開されていました。
鳥谷部と呼ばれた幽界に近い山林地を眺めやる庵は、
きっとその借景だけでも、
侘びとさびの心景色を味わうことができたに違いありません。
年末の、汚れた心の大掃除が、かなり進んだ気がいたします。
豊国神社を参って、建仁寺の塔頭、知足院で伊藤若沖の掛け軸を見たりしながら、
昼は中華の『盛京亭』さんへ。おっとり優しい味付けの、だけどモッチリ感抜群の肉団子は、さすが京都中華と呼ばれるバランスの良さ。
焼き飯はザ焼き飯で、チャーハンに非ずという、これは説明放棄をしてでね、食べたことのある人には分かるという分野の話にしておきます。
五条にバスで戻り、茶碗坂へ。日本人の少なさはここ数年とおなじ様子ですが、昨年の自撮り棒全盛は影を潜めたのに替わって、今年は着物変身が大流行です。
自分では買えない、原色鮮やかで大胆な構図の花が描かれたりしています。
きっと歩き方も習うのでしょう、裾をはだける事もなく、形良く、何より楽しそうな笑顔で歩いているのが印象的なのです。
そして今日のメインは、高台寺、北の政所が住まい、亡き太閤を弔ったお寺です。
場所は、殴られるの覚悟でザクッと言えば、
八坂さんと清水さんの間。
東山の斜面を使って下から順に建物が点在して、
そこをつなぐ渡り廊下には、ずっと屋根がついてます。
その様子が、山沿いを高みに向かって登りゆく、龍の背中に見えるのです。
この廊下と、境内の頂点に立つ二つの茶室が特別公開されていました。
鳥谷部と呼ばれた幽界に近い山林地を眺めやる庵は、
きっとその借景だけでも、
侘びとさびの心景色を味わうことができたに違いありません。
年末の、汚れた心の大掃除が、かなり進んだ気がいたします。