走り幅跳びも練習出来ました。
濡れてずっしり重くなった砂をほぐすのは腰に心配がかかる作業でしたが、
荒粗くて水はけの良い粒子のタイプなので、何とか怪我もせずに終えました。
11メートルの短い助走で踏み込みと引き上げ足の動作を確認。
21.8メートルに歩数を増やして、
踏切動作のスピードを速めます。
そして、競技の時に走る32.5メートルにしたら、あれ、逆足に。
しばらく歩数調整に手間取り、そのうちに足も疲れて、
正しい助走距離を見つけるには至りませんでした。
他にも、全助走になると、スピードに踏切足が耐えきれず、下につぶれたり、引き上げ足が中途半端な高さにしか上がらなかったりと、課題がたくさん見つかったのは収穫です。
もっと砂場に飛び込まないと。
アキレス腱の持つ範囲でですが!
ダウンジョグとストレッチをして14時30分、
待望の温泉です。
汗と砂と雨にまみれ、少し冷えた体を解放したい。
それには浅間温泉『仙気の湯』がここらで一番です。
車で10分
陸上競技練習場周辺の迷路を抜けてたどり着くと、何人か並んでます。15時に営業再開になったらしく、
しばらく地元のお年寄りとお話ししたりして、一番湯にドボン
はぁ~ぁぁ、効く、染み込むよぉ。
やっぱり仙気の湯は名湯なり。
体をケアしたら、空いたおなかも満たさないと。
この時間ですから、昼夜連続営業の店でないといけません。
うかがったのはこちら。
松本に何件かある老舗蕎麦屋の一つですが、これまでうかがう機会がありませんでした。
扉を開けば、想像通りの民芸の園。
飴色に輝く大きな一枚板のテーブルと、高い天井が、開放感をもたらします。
天ぷらそばを頼みましたが、なかなか手が込んでいます。
ガラスポットにお変わりがタップリ入った冷やし蕎麦茶、
わさびは小さな下ろし金で自分で下ろします。
タップリ刻み海苔が振られたそばは、これで並み。
キリリと冷水でしめた、プルンと勢いよく跳ねるそばは、のどごし最高です。
天ぷらの上がり具合はサックリと、歯応えも楽しめる衣の厚みは、
そば屋の天ぷらとして最高の部類だと感じます。何より、丸十が二センチ近い厚みを持って、ホクホクしてるのが、芋食い人間の心を突きます。これって、料理する人が食べる楽しみを想像して鍋に向かっているに違いありません。
ご馳走さま。
本当はもう少し松本街中散策も目論んではいたのですが、
あくまで練習のための日帰り旅行です。
早足で、翁堂『タヌキケーキと、スイートの『野菜パン』を買うとタイムリミットとなりました。
16時58分松本発のスーパーあずさ28号で、開運堂のどら焼きを車内のアミューズにして帰宅します。