夏の終わりから続いた台風は、代々木公園の立派な立ち姿をしていた山桜を何本もなぎ倒しました。
また、ケヤキの冬に向かった体内調整を狂わせ、チリチリの葉が枝先に揺れる有様は、今年の貧相な黄葉を決定的にしています。
それでも、夜のうちに降った雨で空気の透明度は深呼吸を促す涼やかさとなり、
トラックの表面がまだ乾ききらない水曜朝の織田フィールドに出かけます。
アキレス腱は一歩進んで二歩下がる回復具合で、
先週末よりは痛みと硬さが増してはいるのですが、
静かにゆっくり体の動きを確かめながら、静的ストレッチ、ジョグ、動的ストレッチと進めていくと、どうにか走る神経が頭から足の指まで連携する感覚を確認できました。
では、と一本目の流し。踏み出しは柔らかめに置いて、加速もなだらかにしておきます。左足首の張りが内側に現れ、十分に強い着地を得るまでは持っていけません。
2本目までには再度ストレッチ。
血流が増して柔らかくなる足首に、次の流しは少し着地のボンボンというリズムに近づけることができました。
悪くない。
という事で、スピードアップはひとまず置いて、
ジャンプの補強をすべく砂場に伸びる助走路へ移動します。ここ、私のお気に入りのトレーニングスペースです。
斜め前方左右への連続ジャンプ、バウンディング、そしてホッピングをそれぞれ20歩2セットずつ、この動きなら足首も嫌がることなく伸縮してくれたのは、足全体のバネが溜まっていたからかもしれません。
この感覚に気分も高まり、仕上げに50メートルと100メートル走を一本ずつして、青空に薄雲が幾何学模様の鱗となった秋の織田フィールドを後にしました。
空欄が目立つのは、オフシーズンの証拠ですね。
代々木公園周辺のケヤキ並木を原宿から表参道方面に辿ったのは、彼女が買った近刊のBRUTUSでケーキ特集があったから。
それも、ジャパントラディショナルの店が多く、近江屋、モンブラン、マッターホルン、黄瀬戸、ウエストと、私たちの東京暮らしで親しんだ店が目に入ったのでした。
原宿はもちろんコロンバン。
一人で喫茶に入るのは初めてです。
舌に溶け込むバタークリームケーキに、練習で使ったエネルギーを取り戻しました。
また、ケヤキの冬に向かった体内調整を狂わせ、チリチリの葉が枝先に揺れる有様は、今年の貧相な黄葉を決定的にしています。
それでも、夜のうちに降った雨で空気の透明度は深呼吸を促す涼やかさとなり、
トラックの表面がまだ乾ききらない水曜朝の織田フィールドに出かけます。
アキレス腱は一歩進んで二歩下がる回復具合で、
先週末よりは痛みと硬さが増してはいるのですが、
静かにゆっくり体の動きを確かめながら、静的ストレッチ、ジョグ、動的ストレッチと進めていくと、どうにか走る神経が頭から足の指まで連携する感覚を確認できました。
では、と一本目の流し。踏み出しは柔らかめに置いて、加速もなだらかにしておきます。左足首の張りが内側に現れ、十分に強い着地を得るまでは持っていけません。
2本目までには再度ストレッチ。
血流が増して柔らかくなる足首に、次の流しは少し着地のボンボンというリズムに近づけることができました。
悪くない。
という事で、スピードアップはひとまず置いて、
ジャンプの補強をすべく砂場に伸びる助走路へ移動します。ここ、私のお気に入りのトレーニングスペースです。
斜め前方左右への連続ジャンプ、バウンディング、そしてホッピングをそれぞれ20歩2セットずつ、この動きなら足首も嫌がることなく伸縮してくれたのは、足全体のバネが溜まっていたからかもしれません。
この感覚に気分も高まり、仕上げに50メートルと100メートル走を一本ずつして、青空に薄雲が幾何学模様の鱗となった秋の織田フィールドを後にしました。
空欄が目立つのは、オフシーズンの証拠ですね。
代々木公園周辺のケヤキ並木を原宿から表参道方面に辿ったのは、彼女が買った近刊のBRUTUSでケーキ特集があったから。
それも、ジャパントラディショナルの店が多く、近江屋、モンブラン、マッターホルン、黄瀬戸、ウエストと、私たちの東京暮らしで親しんだ店が目に入ったのでした。
原宿はもちろんコロンバン。
一人で喫茶に入るのは初めてです。
舌に溶け込むバタークリームケーキに、練習で使ったエネルギーを取り戻しました。