日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

面白きお土産

2018-11-25 19:32:05 | 旅行記
湯谷温泉で23時間羽を伸ばして、
橋を渡り返して現世へ戻ります。





十月桜にはクッキリ青空が似合います。
天高い温泉街の花と鷹


無人駅から特急伊那路で豊橋へ。



昼御飯は彼女が探したパスタ、というかスパゲティ屋さんです。



「チャオ」さん。



駅前ですが、少し商店街の間をゴソゴソ歩いて到着、店内は懐かしい喫茶店の装いです。



全く見えませんが、洋食のトッピングの下には炒めたスパゲティと薄い卵焼きか潜んでいます。



豊橋に停車する新幹線ひかり号はあまり多くありません。
乗り逃すとこだまでヨッコラセ、になるので限定2時間の間に、お店回りをいたします。
豊橋と言えば、竹輪に菓子パンと言うのが定番です。
ヤマサさん、そしてパンは地元スーパーで手に入れて、
新幹線に飛び乗りました。





豊川も近いので、甘く炊いたおいなりさんは、壺屋さんです。



お菓子もこの通り。



ボンとらやさんのフランス菓子ピレーネと、どら焼きでピレーネを挟んだ贅沢マロンクリーム入りのお菓子、


さらにはマルサンパンのデセールはクリームを挟んだ甘食ですか。



たっぷり甘く楽しい東三河の旅でした。


巨大な岩盤に包まれたような宿へ HAZU

2018-11-25 09:52:53 | 旅行記
川の名を板敷と言うそうです。



赤い吊り橋から上流を見ると、たゆたう水が鏡のようです。



手を振る私たちの影が映ります。
大きな甕にたたえられた川の水です、が、



落ち葉に隠れた階段を、下流に降ります。



巨大な岩に一本の裂け目、そこを一気に水が走り始めます。
岩は時に甕となり、水路にもなるのです。
怖いくらいの流れは、走る滝。



板のように岩が並び、連なりごとに滑滝が現れるこの渓谷を見渡す場所に、
きょうのお宿「湯の風 HAZU」さんがあります。
彼女が随分昔から、訪ねてみたい温泉リストに書き入れていたので、
今シーズンの区切りの旅に出かけて見ることにしたのです。
一番の特徴はチェックインもチェックアウトも12時という、他にはない24時間滞在をさせてもらえる事でしょうか。

紅葉の渓谷風景を眺め、温泉に入り本を読む。
そして、座るだけで並ぶ食事。
ありがたく、時間をゆっくり使わせてもらいます。



メインは牛のタタキと炙り、産地の違う食べ比べだす。



ほう、と唸ったのは



肉団子の佇まいですが、栗餡に鳥のひき肉という一口惣菜は、秋豊年の喜びの歌といった趣です。
口を動かしながら、頬が緩みました。



デザートの朱塗りに入った玉子プリンは、
弾力も高い、玉子の滋味を感じるスイーツでした。

おまけ。



お宿の営業部長と名乗る、アフリカから来た8歳のコノハズクです。