日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

アヤソフィアという十字路

2019-10-04 08:56:08 | 旅行記
トルコ歴史と文化巡りの1日を締めくくるのは「アヤソフィア」です。



高さ50メートルを越すだろう塔に四方を囲まれた建物は、一目でモスク、スピーカーからは祈りに招く詠唱が聞こえています。



広い廻廊は、床も壁も巨大な大理石で、ピカピカに磨きこまれています。



巨大なドームは、プラネタリウムの如き天球を感じさせます。紀元五世紀に作られたこの支えるものない上方に挑む形状が、何故一千数百年もの間、崩れ落ちる事なく保たれているのかは、
現代の建築家の間でも謎。ガイドのフリエさんによれば、天使が天上から釣り上げられているとしか想像できない、というのが世の結論だそうです。

天の不思議、トルコの奥深さを知らせてくれるものはまだまだあります。



スルタンの印を書いた円盤に挟まれて高く掲げられているのは、イエスキリスト像です。
東ローマに建てられた教会を、オスマントルコがモスクとして受け継ぎ、
壊滅的な争いをすることなく、融合を果たして歴史を織り上げてきたこの国の、
不思議な奥深い魅力を知るものです。




ホテルに帰ってジムでワークアウト、
夜は夕食を兼ねたベリーダンスショーに行ってきます!