写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

アゲハ蝶の卵から蛹までの記録

2021年08月14日 | 自然の営み

我が家の小さな山椒の木には毎年アゲハ蝶が卵を産み付けに飛来する。

1mmほどの黄色い小さな卵を産み付け飛び去る。

卵はやがて小さな幼虫になる。

観察していると、日々成長しているのが分かる。

少しだけ大きくなっている。

ひと回り大きくなっている。

この段階の幼虫が消えてしまう事が有る。

どうもこれが犯人のようだ!?

同じ木に、丸々と太ったアオガエル!

彼も生きるための行為だろうが、食べられる側はたまらない!!

ここまで大きくなるとアオガエルも手が出せないのか、悠々としている。

しかしある日、木から突然消えてしまう。

木から降り天敵などに見つからないような場所を見つけ、そこで蛹に変身するのである。

姿を消した青虫を妻が見つけてくれた。

雨避けルーフの柱の根元に居た!

未だ蛹より青虫のイメージが強い。

翌朝はこの様になっていた。

少し姿が変わりかけており、色が黒っぽくなってきている。

その翌朝は更に黒くなり、この様になっていた。

しかし、その後しぼんでしまい蛹になることは無かった。

玄関前のお猿の石像の後ろにも別の個体がひっそりとくっ付いていた。

拡大するとこの様になっている。

こちらは完全に蛹になっていた。

醜い幼虫から蛹になり、ひたすら時の過ぎるのをじっと待っている。

10日から2週間ほどで綺麗な蝶に変身するのである。

昨年は残念ながら蝶に変身する前に命尽き、見る事が出来なかった。

今年は無事に蝶になって貰いたいと見守っていたが、3週間以上待っても蝶になる気配が無い。

今年の異常気象の為か、結局どちらも命尽きたようだ!

これは5年ほど前に玄関先で羽化したアゲハチョウである。

玄関でアゲハチョウ、誕生 - 写楽湯遊

この様に綺麗に変身している姿を報告したかったのに・・・残念!

 

 

 

 

 


.風景写真

四季の風景写真