散歩道では色々な生き物たちに出会う。
小さな虫たちもその一つである。
これは地面をコツコツと掘り出した跡である。
よく見ると小さなアリが忙しく働いている。
これはアブラゼミの抜け殻である。
小枝に4個もぶら下がっていた。
これは蝉の幼虫が這い出した跡の穴である。
何年間も地下で過ごし漸く地表にはい出し明るい地上の光を浴びた瞬間、蝉の幼虫はどの様に感じたのだろうか・・・想像するだけでワクワクする。
地面にはカブトムシがゆっくりと歩んでいた。
車も通るアスファルトの上は危険と、そっと捕まえ近くの木に移動!
クモは見事な網を張り巡らし、静かに時の過ぎるのを待っている様だった。
獲物が引っ掛かるのを待っているのだが、私にはそのように見えた。
残り少なくなった夏を小さな虫たちは懸命に生きていた。
私達も新型コロナウイルスに負けないで頑張りたい!