写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

冬の気まま旅 3日目(陸前高田)

2016年02月11日 | 車旅紀行
昨日の夕方に陸前高田市に入り、仮設住宅に住んでいる家内の実家の皆さんと久し振りの歓談を楽しみました。
昨夜は仮設住宅の傍でP泊。




今日は実家のお手伝いと、市内の復興状況を見て回りました。
ベルトコンベアによる土砂の運搬は終わったとの事で嵩上工事は終わったのかなと思っていたら、まだ半分も終わっていないようにみえました。






この道路も何れは同じ高さまで嵩上されます。


一本松の後ろに見える白っぽい土手の様なものが見えますが、この高さまで嵩上されます。


後ろの山はこれから削られ、嵩上に使われるそうです。


嵩上工事が終わらない限り復興のスタートは切れません。
仮設住宅から出ることが出来るのは何時になるのかも見えていません。
息の長い支援がこれからも必要だと痛感しました。
あと2~3日滞在し、できる範囲ではありますがお手伝いしたいと考えています。


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3 コメント

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途方もない大工事ですね (kenharu)
2016-02-12 08:52:04
写真を見ると、ピラミッドや万里の長城の工事を連想します。
投資採算無視の大工事をやるのは王様だけだと思っていましたが・・・・・
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想像を超える嵩上です (写楽遊湯)
2016-02-12 21:16:14
Kenharuさんへ
本当に驚くべき工事です。
工事が進み嵩上の規模が見えてくるにつれて、地元の人達も「ここまでやるの!?」と改めて驚いています。
莫大な費用についても、その費用を住民の生活復興に直接つぎ込んだ方が良かったのではと疑問視する方もいました。

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「空気」の支配 (kenharu)
2016-02-14 09:19:15
この場合当たっているのかどうかは分かりませんが、山本七平の「空気の研究」を思い出しました。
太平洋戦争に突入させたのは天皇でも軍部でもなく、実は日本独特の「空気」という支配者なのだそうで、それに逆らう意見を口にする者はたちまち排除されてしまう、そういう社会なのだとか。

ボクは「お前は空気が読めない」と良く言われたものですが(笑)

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