昨夜P泊した高速道路のPAの小型車エリアはこの通りガラ空きだった。
トラックの騒音も殆ど気にならず、夫婦とも熟睡できた。
今日は仙台から気仙沼に向かって三陸道を使って移動。
妻の高校時代の友人宅に立ち寄り、暫くぶりの再会で話が弾む。
ご主人は家業とは別の顔を待ち、写真家として地元紙に度々掲載されるだけでなく、東京銀座の富士フォトサロンで個展を開くほどの腕前である。
何度か写真撮影に同行させてもらいお世話になっている。
住宅は築200年以上の大きく立派な古民家だが、先の震災で若干の損傷は有ったが大丈夫だった。
話しは尽きないが叉の再会を楽しみにお別れした。
次に立ち寄ったのは大谷海岸の道の駅である。
ここは気仙沼の海産物が沢山揃えられている。
特に鮮魚は安く、鯵とヒラメがこの値段で売られている。
生簀には活魚が泳いでいて、見ていても楽しい。
水槽のガラスにへばり付いているエイの姿は、とぼけた人の顔に見えて思わず微笑んでしまった。
次は大船渡で、やはり妻の高校時代の友人宅を尋ねた。
妻と友人の会話は機関銃の様にとどめも無く続き、私は側で圧倒されながら聞いていた。
その後、陸前高田の妻の自家に到着。
お土産をそれなりに準備してきたが、今回の最大のお土産は古い写真である。
津波で思い出の写真も一緒に流され、昔の写真は一枚も残っていない。
その為、妻は出発する前に昔の写真を引っ張り出し整理して準備した。
兄弟だけでなく従妹や友人達の写真も必要な枚数をプリントし持って来た。
明日以降も、その写真を届けに訪ね歩く事になる。
全部流された人の嬉しさが分かるような気がします。
地域は復興してましたか?
昔の写真は一枚も残っていませんので、皆さん食い入るように見ていました。
そして、その当時を思い出していました。
昔の写真は喜んでくれました。
町並みの復興は中々難しい様ですね。
昔の賑わいわは戻らないのでしょうね⁉️