なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

真夏のセバチが涼しく乾くと、大盛況になる…。

2024-08-04 | 
本日のセバチ、最終的には14人は居たか。
ほぼほぼ顔見知りの方々。
久々の多人数に少しドキドキ。

前日の雨にも関わらず、今日は乾いているルートが多い。
湿度も高いのに登りやすい。
最奥の「マクシー」&「モッコライ」は、1日中濡れたまま。
上部の草木が近いところは染み出しが多いのか…?

最近の日課の「ビックママ」を済ませる。
これは多くの方がトライして、よいルートだと言う。
なんかうれしい。

陽水3部作をやろうか考えていた。
後から来たKMBさんが、「Knockin`on heaven`s door」12bにヌン掛けしてくれた。
そしてつよつよクライマーのTさんがやりだした。

見後にOS。
見栄えの良い好ルートに見惚れる。
岩は乾き、ヌンチャクはかかっている。
この好条件で触らない手はないか、とお試し便。
楽しい。ホールドが自分に合っている。
それにわかりやすい。
好感触を得て、観戦とおしゃべり。

久しぶりに会ったWさんに、陽水3部作の「海へ来なさい」を、「訳が分からないルートですよ。」と勧めてみた。
なんだかんだとトップアウト。
それを見ていたKMBさんもやりだした。

このルートは登った人でグレード談議をしたい。

ロープは初めて、というSNさんはTRで遊ぶ。

「夕日」と「ウドの花」をノーテンで抜ける。
ボルダーが強いとのこと、さすがだ。

会話の流れでなんとなく「Knockin`on heaven`s door」の2便目を出すことにする。
1便目の感触から、3ピン目にかけれたら、そのままいっちゃおうと内心思っていた。
そこで問題になるホールドがうまく保持できた。
これは行くしかない、と気持ちを高め丁寧に登る。
ハング核心手前で大レスト。
両手を離してレストできるのはありがたい。
慎重に、そして体の力を抜きつつ核心に向かう。
遠くのガバに手を伸ばすために、できるだけ足を上げてハングの下で立ち込んだ。甘めの右手から、そのまま10㎝上の四角いポケットに思い切って飛ばす。
指がかかった。
慎重に左手をずらし、右手をさらに大きなガバに移す。
ハングは終わっていないが、核心は越えた。
そのまま慎重に手足をガバに送り続け、終了点前に立った。

RP!
ホールドとガバの感じが自分に合っていたのだと思う。
セバチのルートの中では分かりやすい部類だと思う。

ここ数週一緒に通ったEさんも、その後すぐに「ビックママ」をRP。
終了点に上がり込むところは見ていてドキドキした。

他にもRP続出の今日のセバチ。
拍手喝采! 喜色満面!

喜びに包まれながら、ミンミンゼミが泣き止むまで登り続けた夏の1日。