寿都泊まりのセバチバナ2日目。
誰もいない間に「モッコライ」の終了点整備をしたのだが、午後からYくん、Hくんの2人がちゃんと整備にやってきた。
安全チェーンに換わっています。
この日は、主に先週の方々が集う。
みな、避暑を楽しみたいクライマーさんたち。
ここの記事で何度も書いているが、セバチの取付は、ほぼ1日中太陽が当たらない。風も大体吹いているのでお昼寝には最適な環境。
KGさんが、「トビー」のヌン掛けとおそうじ。
あまり人が登っていないルートからは、砂がぼろぼろ落ちてくる。
上を見てはいけません。
目に砂が入ります。
陽水3部作の「ありがとう」をやろうかどうか迷いながら、何度も見上げる。
前日より天気はいいのに、岩はじわじわ湿り気がくる不思議な天候で、「ありがとう」面の右側が影響が大きそうなので、やめておく。
あちらでは、釣りが始まり…、
こちらでは、初リードのSNさんが、RPを繰り返す。
お昼ね勢も多く、自由な湿り気が体にまとわりつく。
もっとルートできそうだなあ、と岩場全体を眺めていると、INさんの「ビックママ」トライが見える。
国道からチラッと見えるから、運転手が気付いたらびっくりするでしょうね。
3人がかわるがわる「トビー」をやっているのを見て、やりたくなってきた。
半分自分のヌンチャクだったから、回収する必要もあるのでやってみる。
写真は核心直前。核心越えの秘密あり? かな。
核心後のピンには無事たどり着いたが、そこで休憩。
完登ならず。
でも、相変わらずおもしろい。
4時前になって急にバタバタとお片付け。
みんなで一緒に上がりましょ、ということでおしまい。
なんて素敵な天気。
いつもより空気が澄んでいる感じがしていた。
だけど、岩全体は時間とともに湿ってきた。
なぜだろう。
自然はいつも不思議で素敵だ。
澄んだ空気の夕焼けはとても興味があったけど、しょうがないから帰りましょう。