1980年代に
イギリスの「首相」をやってた・サッチャーの
映画が公開され、
クリンも 見に行ってきました。
サッチャーは
「ゆりかごから墓場までの高福祉政策」で、
赤字になった イギリスけいざい(経済)を、
やり方180度かえて 立てなおしたけど、
あまりに「弱者切捨て」だったので
かなり文句言われちゃった、
ってことを
昨日、チットにききました
家のチットは、おしごとで
レーガンと
サッチャーと
中そね(曽根)さんの「新保守主義」を
話したりすること あるらしいので
このへんのことは よく知っていますが、
80年代を知らない人や、
そもそも「政治・経済」苦手、って人には
よしゅう(予習)がひつような、作品です
クリンだって、
サッチャーの本名が、「幸子」っていうことしか
知らなかったもんね・・
さて
「フォークランド紛争」とか
日本人には、?
っていうような、じけんも出てきますが
きほん
この作品のテーマは、「人間サッチャー」です。
食料品店のむすめさんが、
男社会に立ち向かいつつ
「政界に君臨して鉄の女と呼ばれる」
ようになるには、
どんだけ・タイヘンで
いろいろなものを ぎせい(犠牲)にしたのか
ってことと、
そんなサッチャーが、ばんねん(晩年)
「認知症」になっちゃって、
にんげんの、「老い」と「孤独」だけは
やっぱり
ひとしく・むずかしいんだ・・
ってことを
まざまざ・見せつけてくれちゃっています
老いさらばえた、「鉄の女」が
モウロウとするいしきの中で、
昔を思い出していく
「伝記としてはシンプル設定」
なのですが
なんといっても、
その役を、カンペキにえんじ切っている
「メリル=ストリープ」さんの「主演女優賞演技」が
さいだいの見所です
来日して、「徹子の部屋」で
「イギリス英語を完璧にするのは大変だったわ」
と
かたっておられましたが、
とくにクリンは、
「瀕死」のサッチャーやってた時のメリルさんと
とくしゅ(特殊)メイク、
すごかった、と 思います。
夫デニス役も 良かったです
「サッチャーの政策の是非については、避けてたね」
と
チットはふまん気
でも、
カントクは「栄光と挫折のドラマ」だって、
言ってたし
(そういうえいが(映画)なんだな)
って、りかい(理解)すればよさそうです。