「木枯らし一号」がふいたという、
昨日
クリンは、
おにいちゃんたちに つれられて、
近所にある、イチョウの大木のところに
行きました
(すごいな~
・・・でも、まだ・きいろくないのに、
どうして、おにいちゃんは
まんぞくそうに見ているんだろう?)
おにいちゃんの、しせん(視線)の先を
追っかけると、
おじさんや、
おばさんが
何かをさがして、はいかい(徘徊)していました
「おーい!グリンもこっちおいで」
なにやら、丸い実が、
よく見ると
上を見ると、その実は
風が吹くたび、
その実は、バラバラと
クリンのまわりに おちるので、
・・・・・
それにしても、このニオイ、
キョーレツ(強烈)にして、きおく(記憶)にある・・
なやむクリンに
チットが言いました。
「銀杏だよ。今から種取り出すから。」
ぎんなんって、
そういえば、イチョウの・・。でも、
その実が、こんなだってこと
クリンは知りませんでした
(実の中のタネが、いつも見てるやつだったのです
)
(じゃあ、「茶碗蒸し」に入ってるやつは、
タネの中のかにく(果肉)・・)
大ハッケンに こうふんしつつ、
お手伝いする・クリンです
ふくろの上から 足でふみます
すると、
うめぼしくらい・やわらかい
実がとれて、
くさすぎて
たいへんなので、
あるていど、
とくさく(得策)です
このあとは、
水で 実をキレイにながして
ざるにならべて
数日、干せば 完成です