クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

尊厳の芸術展(ガマンのアート)~芸大美術館

2012-11-04 | アート・文化

千年の時をこえ、今に伝えられる

「王者の蒐集品」

たぐいまれなる・才のう(能)を示す

「画家の作品」

どれも

たましいをふるわす、「芸術品」ですが、

時として

美のプロフェッショナルの作品よりも

心打たれる、「一般人の製作」があり、

Img_9197 今、それらが見られます

(芸大美術館→http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2012/gaman/gaman_ja.htm)

Img_9205 <尊厳の芸術展・開催中>

太平洋せんそうが、はじまってすぐ、

アメリカに住んでいた日本人は

かくり(かんじ:強制収容)され、

「財産と自由」を うばわれました

Img_9199 「日本人だから、アブナイ」って、

思われたのです。

そんな・ひげき(悲劇)の 人たちが

「終戦」までの何年間か

ひっし(必死)にくらした・日々の中、

作り上げた・品々が

今回、あつめられました

Img_9201 12万の日系人は、きびしいかんきょう(環境)の中、

おそれながら

Img_9202 日用品や、家具や、生活にひつようなものを つくりました。

そのざいりょう(材料)は

Img_9217 「廃材」や、「素材」・・

その辺の木で、

おきもの(置物)をつくり、Img_9203 Img_9200 こんな・すばらしいたんす(箪笥)まで作って、

くらしのしつ(質)を たもとうとしました。

それは、

どんなくらしの中でも

そうい・工夫をわすれない「気質」も さることながら、

子どもたちに

「非常時」をかんじさせぬようにとの、

気づかいでも あったのです

Img_9204 石から作った「すずり(硯)」や、かみや布で作った「日本人形」に

プライドがにじみます

ご先祖をまつるのだって

 Img_9206 ドント・フォーゲット(手作り仏壇)

女子として

いちばん・かんどうしたのは、

貝や、豆に色をつけた

Img_9207 手作り・ブローチ・コレクション

くたくたになるまで

はたらいても

忘れなかった、「よそおう心」

わが、クリン家でも

Img_9209 (ハギレのクリスマス・リース

おにいちゃんのアンヨが切れて

ビンボウしてたころ、

チットは、

たまのお休みに、

シュシュやアクセを、作っていました。

Img_9208 「苦労の度合いが違いすぎて、一緒に語っちゃいけないけど、」

その・女心に

ジーンときた、と

チットは言ってました

 

 

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