クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

こぶつき椎茸

2014-01-02 | 日記・エッセイ・コラム

大みそ日、

おせちのジュンビを していた時のこと。

Img_3765 ありゃっ

干し・シイタケの中に、

子もちシイタケを 

見つけました

Img_3766 (2人も子どもいる・・

水もどしして、

元気なすがたに 

よみがえったのを見て 

Img_3838 かんどう(感動)したクリンは、

「この母子を、

 守らなきゃいけない

って

思いました

だから、、

Img_3840 「何だ?この椎茸。」 「食べちゃダメ

Img_3841 「手を出さない!」(←年越しそば)

「良いダシ、出てきたね~。」(チット)

Img_3844_2 「ヘンなこと言わないで

食いしん坊の

家ぞくから、

シイタケ一家を とおざけるべく

力を つくしました

Img_3854 かんそう(乾燥)する、この季せつ、

こまめに

水も かえたし

母子を

干上がらせては いけないので、

部屋の ダンボウも

切りました。

Img_3846 「寒い・・。風邪ひきそうだ・・」「ガマンして!おにいちゃん!」

ですが、

時間が たつにつれ

お水を かえるごとに、

Img_3855 シイタケたちは、せいき(精気)を 失い、

クリンがよびかけても、

だんだん

へんじを しなくなりました・・。

Img_3853  そして、お水がほとんど・色づかなくなったころ、

シイタケの

お母さんが 言ったのです。

「クリンさん、ありがとう。

 でも、もう、

 お別れの時間が 来てしまったようです。。

Img_3865_2 「どうか・・、私たちを お夜食のにゅうめんに入れてください。」

と。

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・。

クリン、

かなしい気もちで いっぱいでした。。

でも・・・、

そのことばを

言った時の

かの女たちの すがたは、

天国にいるような、

きよらかで

安らかな光に、

つつまれていました

Img_3856

 

コメント
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