足を組むだけでも、
けっこう・むずかしい、ざぜん(座禅)
ですが
その上、さらに 「ぜんもんどう(禅問答)」という
ハードルが
まちうけている
と
クリンは、ききつけました
すわっている時、さとりに近づくために、しそう(師僧)が
出していく、クイズ
それを、
こうあん(公案)
というらしいのですが・・・
この、こうあん(公案)が、メチャ・むずかしくて、
かんがえても、
かんがえても、
答えが出ないような
もんだい(問題)であるらしい・・
たとえば、「隻手の音を聞け
」 という、こうあん(公案)があります。
これは、江戸時代のお坊さん、はくいん(白隠)
が、つくった・こうあん(公案)ですが、
ズバリ
「片手が出す音を、きくには どうしたらいいか?」
という
なん(難)問です
・・・・・・・
(かたて??)
・・・・・・・
(りょうてなら、拍手をすれば 音を出せるけど・・)
(かたてでしょ??)
(どういうこと
)
(こんなの、ずうっと・答えが出るまで かんがえてたら、
いつまでたっても
立てないじゃん)
「立てないどころか、答えられないと、棒でたたかれるよ。」 「まじっ
」
「そんなの、ヤダーーーーー」
「でもさあ。。クリンちゃんの手だと、ふわふわしてるし~、
片手どころか
両手をたたいても、
音・・・、出ないんじゃない?」 「えっ」
すると、
それをきいていた
おにいちゃんが、
「何を言う。グリンの拍手は、おにいちゃんやチットには
ちゃんと 聞こえているぞ」
と
言いました
・・・・・・
「おにいちゃんとチットちゃんは、悟っているからね。。(ヒソヒソ・・)」