クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

禅問答の公案(白隠)

2016-07-15 | 仏教・神道・キリスト教

   足を組むだけでも、

けっこう・むずかしい、ざぜん(座禅) 

 ですが その上、さらに 「ぜんもんどう(禅問答)」という

ハードルが

まちうけている

クリンは、ききつけました


 すわっている時、さとりに近づくために、しそう(師僧)が

出していく、クイズ

それを、

こうあん(公案)

というらしいのですが・・・


 この、こうあん(公案)が、メチャ・むずかしくて、

かんがえても、

かんがえても、

答えが出ないような

もんだい(問題)であるらしい・・


 たとえば、「隻手の音を聞け」 という、こうあん(公案)があります。

 これは、江戸時代のお坊さん、はくいん(白隠)が、つくった・こうあん(公案)ですが、

ズバリ

 「片手が出す音を、きくには どうしたらいいか?」

という

なん(難)問です


・・・・・・・

 (かたて??)

・・・・・・・


(りょうてなら、拍手をすれば 音を出せるけど・・) 

(かたてでしょ??)  (どういうこと


 (こんなの、ずうっと・答えが出るまで かんがえてたら、

いつまでたっても

立てないじゃん

 

 「立てないどころか、答えられないと、棒でたたかれるよ。」 「まじっ


「そんなの、ヤダーーーーー」  


 「でもさあ。。クリンちゃんの手だと、ふわふわしてるし~、

片手どころか

両手をたたいても、

音・・・、出ないんじゃない?」 「えっ


すると、

それをきいていた

おにいちゃんが、

 「何を言う。グリンの拍手は、おにいちゃんやチットには

ちゃんと 聞こえているぞ」 


言いました



・・・・・・

 

 

 「おにいちゃんとチットちゃんは、悟っているからね。。(ヒソヒソ・・)」







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