クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

上野精養軒カフェランランドーレ(東京レトロ喫茶巡り・46)

2023-10-28 | まち歩き

文化人に愛された、格式ある・お店つながりで

上野の「精養軒(せいようけん)」

にも 行っておきます。

(・・レトロカフェではないけど、ここの2Fはレストランっていうより「喫茶室」ですし

いいですよね🐻)

「日本における洋食の草分け」なんて呼ばれていますが、

このお店は、全然しきい(敷居)が高くありません

 

ドアマンやお給仕のスタッフさんが 

ちゃんと制服を着て・お出迎えしてくれるのですが

ホテルとはちがって、「〇〇会館」のおもむき。

 お客さんは年配の方が多く、落ち着けます

「上野に来たら精養軒」という、昭和の時代からのお約束の地である

このお店には

クリンたちも、子どものころから 訪れていました🐻🌈✨✨✨

さて、

このお店の良いところ・・

それは 

150席もあって、満席に近い状況になっても、店内がそんなにガチャガチャうるさくならない

っていうところでしょうか

 この時は、まだコロナ対策の仕切り版がついている時だったので

会話が少し大変でしたが・・

それでも クラシック音楽をききながら、くつろぐことが できました。

 あとは、テラス席から眼下に「しのばずのいけ()」が一望できるところ・・

(大好きな池です

そして・・

「発祥の地」かもしれない?看板メニューのハヤシライスを 

手軽に味わえる点でしょうか

(発祥うんぬんについては、信ぴょう性はないです)

『三四郎』の中にも登場した、

せいようけんのハヤシライス

(※とりあえず食べておかないと、文学好きの人から、

「え~、夏目漱石も森鷗外も食べた有名なハヤシライスなのに~?」

と、残念な顔をされ

なおかつ・マウントをとられてしまうおそれが ありますので

文豪好きの方は、

上野に来たら、食べたくなくても食べておくが賢明

と言えます

 ほとんどのお客さんが、ハヤシライスか、

「上野動物園コラボのパンダメニュー」を 注文します。

🐼

(※パンダデザートがあるので、お子さまもわりといますね)

 しゅうしょ(衆庶)に開かれてきた上野のあり方を 

今に伝える、

せいようけんの、カフェ・ランランドーレでした。

(ただ、ちょっと・カジュアルすぎて、それ相応の格式を期待して寄ったら、ガッカリする観光客さんもいらっしゃるかも・・

精養軒の本気を味わいたい方には、同じ館内にある本格的西洋料理店「グリル・フクシマ」をおすすめいたします🐻

 

 

※次回「東京レトロ喫茶巡り」は、本郷の「喫茶ルオー」におじゃまします

 

 

コメント (22)
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