文化人に愛された、格式ある・お店つながりで、
上野の「精養軒(せいようけん)」
にも 行っておきます。
(・・レトロカフェではないけど、ここの2Fはレストランっていうより「喫茶室」ですし
いいですよね🐻)
「日本における洋食の草分け」なんて呼ばれていますが、
このお店は、全然しきい(敷居)が高くありません
ドアマンやお給仕のスタッフさんが
ちゃんと制服を着て・お出迎えしてくれるのですが
ホテルとはちがって、「〇〇会館」のおもむき。
お客さんは年配の方が多く
、落ち着けます
「上野に来たら精養軒」という、昭和の時代からのお約束の地である
このお店には、
クリンたちも、子どものころから 訪れていました🐻🌈✨✨✨
さて、
このお店の良いところ・・
それは
150席もあって、満席に近い状況になっても、店内がそんなにガチャガチャうるさくならない
っていうところでしょうか。
この時は、まだコロナ対策の仕切り版がついている時だったので
会話が少し大変でしたが・・
それでも クラシック音楽をききながら、くつろぐことが できました。
あとは、テラス席から眼下に「しのばずのいけ(不忍池)」が一望できるところ・・
(大好きな池です)
そして・・
「発祥の地」かもしれない?看板メニューのハヤシライスを
手軽に味わえる点でしょうか
(発祥うんぬんについては、信ぴょう性はないです)
『三四郎』
の中にも登場した、
せいようけんのハヤシライス
(※とりあえず食べておかないと、文学好きの人から、
「え~、夏目漱石も森鷗外も食べた有名なハヤシライスなのに~?」
と、残念な顔をされ
なおかつ・マウントをとられてしまうおそれが ありますので
文豪好きの方は、
上野に来たら、食べたくなくても食べておくのが賢明
と言えます)
ほとんどのお客さんが、ハヤシライスか、
「上野動物園コラボのパンダメニュー」を 注文します。
🐼
(※パンダデザートがあるので、お子さまもわりといますね)
しゅうしょ(衆庶)に開かれてきた上野のあり方を
今に伝える、
せいようけんの、カフェ・ランランドーレでした。
(ただ、ちょっと・カジュアルすぎて、それ相応の格式を期待して寄ったら、ガッカリする観光客さんもいらっしゃるかも・・
精養軒の本気を味わいたい方には、同じ館内にある本格的西洋料理店「グリル・フクシマ」をおすすめいたします🐻)
※次回「東京レトロ喫茶巡り」は、本郷の「喫茶ルオー」におじゃまします