先週の日曜日に始まって、
しばらくはどこへ行ってもこの香りの中でした。
当たり年というのか、どの木も見事にびっしりと花をつけて、
車で走っていても「あ、ここにも、あそこにも」と気づくほど。
うちの金木犀は、並んだ八重桜と枝がぶつかるようになり、
思いきって強い剪定をしたため、今年は咲きません。
でもお隣りの土地にとても大きな木が2本と
少し小さいの(といっても庭木にしては大きい)が1本あって、
その香りがたっぷりと部屋の中まで流れてきました。
さんごさんの日記にあった桂花醤
(金木犀の花のシロップ漬)ってどんなのかしらと
レシピを調べてみました。
咲いた花をボウルいっぱいあつめて、
砂糖、レモン果汁、白ワインで煮詰める、のだそうです。
真っ白い杏仁豆腐にかけるときれいで美味しそう。
これだけ大きな木があるから、
ボウルいっぱいくらい花はとれる、と思ったけれど、
煮ているあいだに香りに飽き飽きしてしまいそうで…
やっぱり保存するのはやめておこう。
また来年のこの季節に会えるのをたのしみに。