「園芸熱」と同じで、たまに「写真熱」にかかります。
父の使っていたリコーフレックスという昔のカメラで
モノクロ写真を撮っていた時期なんかもありました。
その次は一眼レフで、植物のクローズアップなどを。
ちょうど「木苺通信」を連載していたころです。
(連載時の写真はほとんどがフォトギャラリーからの
借り物だったのですが、一枚だけ自分で撮ったのがありました。
単行本では採用してもらえなくて残念…)
今回はお手軽デジタルで、空と雲に凝っています。
このあいだ外で猫を撮っていたときに、
空いちめんに光るうろこ雲がひろがっていて、
カラスザンショウの木を手前にいれて逆光で撮ってみたら、
異国のような不思議な写真になりました。
あ、こういうふうに撮れるんだ!とうれしくなり、
それですっかり味をしめて…。
カメラはもう何年も前に買ったものですが、
今ごろやっと思うように扱えるようになってきました。
(新しいのを持つと軽すぎて落としそうになる…)
気に入ったのをポストカードにプリントして使ったり、
あとはせいぜいパソの壁紙にするくらいなので、
そんなに高解像度のカメラは要らないし。
撮ったのをすぐ見られるし、下手でもフィルム無駄にならないし、
自分でトリミングもできるし、いっぱい撮ってもかさばらない。
いいなあ、デジタルって。
(でも「デジカメ」という言葉はなんとなく品がなくて嫌だ)
空を撮りはじめると、いつもいつも空が気になります。
これからの季節、きれいな夕焼け雲を撮りたいなあ。
それに飛行機雲も。
買い物に出かけるときも必ずカメラを持っていこう。
晴れるといいなあ。
空ばかり見ていて首が疲れると、
こんどは下を向いて、足元に落ちた枯葉を撮ってみたり。
(ほんとは月なんかも撮りたいのですが、
こればかりは普通のカメラでは無理ですね…)