このごろお風呂場がペンギンに占領されています。
動物園のおみやげにもらった
「ペンギン12種詰め合わせセット」。
海○堂のフィギュアほど精巧ではないけれど
まずまず良く出来ている。
地球上のペンギンは全部で18種いるらしいのですが、
このセットは12種で14羽。
これをタイルのふちにずらりと並べてあるのです。
毎日お湯につかりながら見ているので、
ほとんど名前をおぼえてしまいました。
一番小さいコガタペンギン。
一番大きいコウテイペンギン。
二番目に大きいオウサマペンギン。
これは間違えません。
つっぱり頭のイワトビペンギン、
ラテン系伊達男のマカロニペンギン、
それにシュレーターペンギンは、
頭の派手な飾り羽で見分けがつきます。
アデリーペンギンはキャラクターでおなじみだし、
ジェンツーペンギン、アゴヒゲペンギンも
特徴がはっきりしていておぼえやすい。
問題は、マゼランペンギンと、
フンボルトペンギンと、ケープペンギン。
実際には生息地が違ったりするのですが、
フィギュアで3つ並べると…似てるんですよ。
似てるけど、少しずつ違う。さてどこが違うでしょう?
という「間違い探し」クイズみたいなの。
えーと、どれが誰だっけ?…と毎回考えこんで、
ついつい長湯をしてしまいます。
こういうのは小さい子どものほうがすぐおぼえそうですね。
ペンギンが100羽くらいいる水族館があって、
そこの飼育係さんは1羽ずつちゃんと見分けられる、
という話をまえに聞いたことがあります。
(たしかその人はペンギン係になる前は
別の動物園でゴリラを担当していたとか…)
1羽ずつ名前がついているのかな。
それとも番号で「ペンギン1号」「ペンギン2号」と呼ぶのかしら。
毎朝、飼育係さんは100羽のペンギンの出席をとり、
呼ばれたペンギンはハイッと元気に右のツバサをあげる
…という光景を、わたしは勝手に想像してしまうんですけど。