(これ、去年も同じタイトルで書いたような…)
あちこちに、赤いミズヒキ、ピンクのタデ、青いツユクサ、
白いゲンノショウコ、紫のヤブマメ。
こまごました草の花が入り混じって咲いている。
おままごとの混ぜご飯のように咲いている。
写真はタマアジサイ。
秋になってから山で咲き始めるアジサイの一種。
ガクアジサイに似て、外側だけ大きい装飾花が並ぶ。
これが全部、ひとつの大きなつぼみの中にしまわれていて、
そこからぱらぱらと音のない花火のようにこぼれて咲くのだ。
緑白色のまあるい玉のつぼみが、とても可愛い。
(でも花とつぼみはどうしても一緒に撮れないのでした…)
スイフヨウ。
朝咲いた純白の大きな花は、夕方になるとうっすら色づく。
スイは酔っぱらいの酔芙蓉だ。
翌朝、くしゅくしゅとしぼんだ花は濃いピンク色の二日酔い芙蓉。
アメリカセンダングサとセイタカアワダチソウ。
繁殖力の強い2種類の帰化植物が、ここまで進出してきている。
これだけは、見つけしだい抜いてしまう。
センダングサの種は「トビツカミ」と呼ばれ、
やぶを歩くとトゲトゲと服にくっついてなかなかとれない。
そのほかの、くっつく種。
オナモミ、イノコズチ、キンミズヒキ、ヌスビトハギ。
人にも猫にもついてくる。
ようやくからりと晴れたので、夏のすだれを片付ける。
ベランダの日除けもはずし、くるくると巻いてしまう。
これからは太陽熱をありがたく利用して暮らすことになる。