ハヤトウリのつづき。
その1。
スライスして、一度さっと茹でこぼし、
さらに少し柔らかくなるまで茹でたところに
中華はるさめスープ(インスタント)を投入。
これはたいへん美味しかった!
中華に限らず、野菜スープでもチャウダーでも味噌汁でも、
おつゆの具としてはオールマイティ。
その2。
「浅漬けの素」という液体を使って、生で浅漬けに。
意外なことに、これは全然駄目。
青臭さが強調される上に、ハヤトウリ本来の薄甘さが
かえって邪魔をして美味しくない。
もったいないので、それを水洗いして、サラダ油で炒めてみる。
すると…おお? 結構いけるじゃないですか。
大根とりんごとじゃがいもを足して3で割ったような食感。
浅漬けの素で塩味と軽い酸味がついたので、味つけ不要。
その3。
そんなややこしい手順を踏まなくても、
下茹でしたあと、バター炒めして塩こしょう。
これでじゅうぶん美味しい、ということを発見。
ハヤトウリは瓜だという先入観をまず捨てることが大事。
これ単独ではちょっと飽きるかもしれないけれど、
肉料理などのつけあわせに、色もきれいで、おすすめ。
野良ハヤトウリは、まだしばらくはとれそうなので、
さらに実験は続きます。
ところで、
今シーズンの栗拾い競争は、ほとんど不戦敗に終わりそうです。
先日、午後4時ごろに、ひょいと庭に出たら、
すぐ川向こうで「ばうっ!」と大型犬の吠えるような声がして、
黒っぽい大きな猪が、どさどさと斜面をのぼっていきました。
ちょうど郵便配達のバイクが来たので、
「いまそこに猪が!」と言ったら、
「手負いじゃないでしょ? なら大丈夫ですよ」って。
いや、大丈夫と言われてもね。
明るいうちから出没されては、栗なんか1個も残ってない…。