チーチー、ツィツィツィ、とにぎやかな鳥の声が聞こえます。
どこかの巣箱から、ヤマガラさんちの子が巣立ったらしい。
声のする木をよくよく見ると、あっちに1羽、こっちに1羽と、
隠し絵のように、まだ色のうすい、翼も尾羽もみじかい子が。
口もやや横にひらべったく、いかにも
「早くゴハンちょーだい!」という顔をしています。
かわいいな。
(うーん、やっぱり望遠レンズ欲しい・・)
巣立ちの当日は、巣箱から飛び出すのがやっとで、
はたはたとはばたいて行きついた枝でも葉っぱでも
とにかくしがみつくだけ・・という頼りなさ。
お母さんが餌を持ってきてくれるのを待っているうちに、
待ちくたびれてうとうとコックリしてしまうなど、
人間の赤ちゃんみたいなのでした。
それでもがんばって親についていくので、
日に日に飛ぶのが上手になっていきます。
こちらがお母さん(お父さん?)
あー忙しい!という顔をしている。
この時期、町ではスズメなども巣立ちを迎え、
ちょうどバードウィークと重なることもあって、
「飛べないスズメの子を拾いました。どうしましょう」
という心優しい人が続出するころでもあり・・。
まるで「巣から落っこちた」ように見えることがありますが、
ほとんどは「間違って保護」されちゃったケース。
巣立ったとはいえ、まだ親から離れては生きていけませんので、
拾わないように!(と日本野鳥の会も呼びかけています)
さてさて、うちでもよく言っておかなくては。
絶対拾わないように! 特にそこの黒猫!
・・聞いてない;