すっかり野草化したポピー。
紙のような薄い花びら。
いちめんのなのはな・・元ブロッコリーズのみなさん(笑
蜜蜂が来ているので抜くに抜けず。
おたまヶ池幼稚園。
♪やがて手が出る足が出る。
ところで、
「くまんばちは飛ぶ」という有名な曲は、
本当は熊蜂ではなく雀蜂が正しいんじゃないか
・・という話を、ずーっと前に書いたのですが(→ここ)
今さらながら、すみません、撤回いたします。
あたたかくなると、あちこちで熊蜂がホヴァリングしながら
テリトリーを保守している姿を見かけます。
この蜂は見かけによらずおとなしい性格で、
食べるものも蜜蜂と同じ花の蜜だし、
人を刺しにくることはないのを知っているので、
「おお、がんばってるね」とほほえましく眺めています。
で、ある朝、熊蜂を見ていて、ふと気がついた。
そうか。この音。
半音ずつ下がって上がって切れ目なく続くハミング。
この「音」を拾ったんだ。
リムスキー=コルサコフ氏は音楽家であって、
昆虫学者ではなかった。(あたりまえだ)
性質的には雀蜂のほうが、たしかに勇猛であるけれど、
構造のせいか、あるいは飛び方のせいか、
こういう音楽的な羽音はたてることができない。
モーターみたいに単調に「ぶーーーん」といってるだけ。
だから、あの曲は、やっぱり雀蜂ではありえないんだ。
な・る・ほ・どー。
(って、気づくの遅すぎですよね・・)
ちなみに、日本語ではどっちも「蜂」のくくりですが、
英語ではbee(蜜蜂)とwasp(雀蜂)は別の言葉。
rabbit(穴うさぎ)とhare(野うさぎ)も別ですね。
2種類のうさぎが出てくる「不思議の国のアリス」や
「リトル・グレイラビット」なんかは、どの訳本も
けっこう苦心してるんじゃないかと思います。