閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

チョッキリ

2014-08-27 13:57:13 | 日々


まだ青いどんぐりが小枝ごと道に落ちている。
今年もこの季節が来たんだなあと思う。
俳句をつくるわけではないけれど、一年を通して、身のまわりには
このようにさまざまな「手にとれる季語」が満ちあふれている。  

このどんぐりの謎は2年前にも書きましたが(→こちら
ハイイロチョッキリという小さい虫さんのしわざ。
8月後半から9月の初めにかけてがシーズンらしい。
これは落ちたばかりのようで、葉もまだみずみずしい。

 

 

チョッキリ母さんのていねいな仕事。
どんぐりに葉が3~4数枚つくように、枝を噛み切って落とす。

 

 

卵を産みつけた痕跡。帽子のふち近くに穴をあけてある。

 

 

またひとつ。
コナラの木の下に立っていたら、目の前に、ぽとん、と。
どの枝にも、どんぐりがひとつ。どのどんぐりにも、穴がひとつ。
そして、どの穴にも、卵がひとつ(・・だそうです)。 

 

 

うつせみに興味を示すニコ。これは柿の木。

 

 

 

こちらの木には、50センチくらいの間隔で3つあった。
アブラゼミか、ミンミンゼミか。
どっちも鳴いているので、どっちだかわからない。
声はミンミンのほうがやかましい。
これからどんどんツクツクボウシの割合がふえていく。

(抜け殻の見分け方は→こちら) 


いつだったか、町の電器店に入ったら、エアコンと扇風機の売り場で
BGMとしてセミの声を流していたので、笑ってしまった。
駐車場の真ん前の山では、クマゼミが100匹くらい鳴いているので、
お客さんは、いまが夏だってことはうんざりするほどわかっている。
ひんやりした建物内に入って、またセミを聴くのは、おおいに違和感がある。
大手チェーン店だから、都会を基準に一律になってるのかもしれない。
個人的には、真夏の電器店にはガムラン音楽がいいと思うんですが。
 

 

 

小さいのに、いっちょまえだ。
しっかり構えて、こっち見てる。

(ほんとに、びっくりするほど、カメラ目線。
あんまり拡大するとコワイので、これくらいで) 

 

 

本日のにゃんこ。

おや? 裏の倉庫の屋根に、何やらポテッとしたお姿が。

 

 

「なによォ」

 

 

「なんか文句あるの?」

(ないです。お昼寝の邪魔してすいません、すもも姐さん)



 

本日の「いいね!」

おかいこさんの繭つくり(動画)

24時間の録画が6分間に短縮されているそうです。
虫キライ姫はご用心。
(わたしは「ここまで」はなんとか。「ここから」先は遠慮します)

 

 

コメント
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