まだ青いどんぐりが小枝ごと道に落ちている。
今年もこの季節が来たんだなあと思う。
俳句をつくるわけではないけれど、一年を通して、身のまわりには
このようにさまざまな「手にとれる季語」が満ちあふれている。
このどんぐりの謎は2年前にも書きましたが(→こちら)
ハイイロチョッキリという小さい虫さんのしわざ。
8月後半から9月の初めにかけてがシーズンらしい。
これは落ちたばかりのようで、葉もまだみずみずしい。
チョッキリ母さんのていねいな仕事。
どんぐりに葉が3~4数枚つくように、枝を噛み切って落とす。
卵を産みつけた痕跡。帽子のふち近くに穴をあけてある。
またひとつ。
コナラの木の下に立っていたら、目の前に、ぽとん、と。
どの枝にも、どんぐりがひとつ。どのどんぐりにも、穴がひとつ。
そして、どの穴にも、卵がひとつ(・・だそうです)。
うつせみに興味を示すニコ。これは柿の木。
こちらの木には、50センチくらいの間隔で3つあった。
アブラゼミか、ミンミンゼミか。
どっちも鳴いているので、どっちだかわからない。
声はミンミンのほうがやかましい。
これからどんどんツクツクボウシの割合がふえていく。
(抜け殻の見分け方は→こちら)
いつだったか、町の電器店に入ったら、エアコンと扇風機の売り場で
BGMとしてセミの声を流していたので、笑ってしまった。
駐車場の真ん前の山では、クマゼミが100匹くらい鳴いているので、
お客さんは、いまが夏だってことはうんざりするほどわかっている。
ひんやりした建物内に入って、またセミを聴くのは、おおいに違和感がある。
大手チェーン店だから、都会を基準に一律になってるのかもしれない。
個人的には、真夏の電器店にはガムラン音楽がいいと思うんですが。
小さいのに、いっちょまえだ。
しっかり構えて、こっち見てる。
(ほんとに、びっくりするほど、カメラ目線。
あんまり拡大するとコワイので、これくらいで)
本日のにゃんこ。
おや? 裏の倉庫の屋根に、何やらポテッとしたお姿が。
「なによォ」
「なんか文句あるの?」
(ないです。お昼寝の邪魔してすいません、すもも姐さん)
本日の「いいね!」
おかいこさんの繭つくり(動画)
24時間の録画が6分間に短縮されているそうです。
虫キライ姫はご用心。
(わたしは「ここまで」はなんとか。「ここから」先は遠慮します)