メタセコイアの水玉と遊ぶ。
これはレモンの花。
Mの広島みやげのレモンケーキ。
1個が一辺6センチの立方体で、かなりボリュームがあり、2~4人で切り分けて食べるとちょうどよい。
商品名がちょっと変わっていて、「またきて四角」という。
♪ さよなら三角 またきて四角
四角は豆腐 豆腐は白い
白いは…
あれ? 白いは、なんだっけ。
Mに聞いたら、Mはこの歌を全然知らないという。
男の子って、あんまり歌う遊びはしないものかしらね。
「白いは…うさぎ?」
ああ、そうそう。
あとはすらすらと続いて出る。
♪ 白いはうさぎ うさぎは跳ねる
跳ねるは蛙 蛙は青い
青いは柳 柳は揺れる
揺れるは幽霊 幽霊は消える
消えるは電気 電気は光る
光るはおじいの禿げ頭
みんなで外で遊んでいて夕方になって、まだ遊んでいたいけど帰らなきゃならない、というときにうたう歌だ。
歌いながらあっちとこっちにわかれて歩いていくから、距離が開くにつれてだんだん声が大きくなり、最後には叫ぶようになってしまう。
これは子どもならではの特権のようなもので、おじいおばあの年齢に近づくと、とても大声でなんか歌えるものではない。
蛙と柳の「青い」は、もちろんブルーじゃなくグリーンの「あお」だけれど、閑猫ちゃんが歌うときにいつもひっかかるのは、そこではなく、「揺れるは幽霊」のほう。
柳はともかく、幽霊って(本物は見たことがないけど)「揺れるもの」だろうか。
つまりここだけが「ゆ・れ」の語呂合わせで、ちょっと無理やりつないであるなあ、って…
(めんどくさいことばかり考えている子だったのね、昔から)
関連して他にもいろいろ思い出す。
同じく、別れて帰るときの儀式として、
「おみやげ三つ、たこ三つ!」
とはやして相手の背中を三回叩く。とか。
(たこって、海の蛸だとばかり思っていたけど、違うのかな? 蛸が3匹はりついたランドセルをしょってるイメージが抜けない…)
たまたま同時に同じ言葉を口にしたとき、
「おついどん!」
と叫んで、相手の肩を叩く。とか。
(これはいち早く叩いたほうが勝ちで、叩き返しは反則)
いち にい さんま しいたけ
でっこん ぼっこん ちゅうちゅう がみがみ
ですこん ぽん!
という早口の呪文のような数え歌とか。
で、最初の「さよなら三角」に戻って…
あれ?
もうひとつ別バージョンを思い出した。
♪ いろはにこんぺいとう こんぺいとうは甘い
甘いは砂糖 砂糖は白い
白いは…
で「うさぎ」につながって、あとは同じだ。
これを明らかに関西のイントネーションで覚えているので、神戸時代(2歳から11歳まで)に覚えた可能性が高い。
しかし、そうすると「さよなら三角」を帰り道に歌った記憶というのは、何なのだろう。
夕焼け空に電信柱の背景までついているけれど、そういえばまったく知らない町のようでもあり…歌いながら歩いていくわたしは髪が短くて男の子のようでもあり…
前世の記憶、とか?
<追記>
「またきて四角」のレモンケーキは美味しかったです。
それを食べちゃったあと、山口みやげの「月でひろった卵」というふわふわなカスタードケーキを食べている。
月に卵が落ちてるのか。
拾ったものを食べていいのか。
そもそもそれって「何の」卵なのよ?
と、いろいろ突っ込みつつ。
変わったネーミングには、会話が弾むという効用があることを発見。
本日のにゃんこ
特急クレちゃん通過します。
本日の「いいね!」
「患者」でも「障害者」でもない「ニューロダイバーシティー」という概念。