どくだみの咲き始めに、ざる一杯摘んで、今年も魔女の薬を仕込んだ。
わたしはこれが合うらしく、市販の虫刺されの薬がほとんど要らなくなった。
干す必要はないが、薬にするときはよく乾かし、水玉は1こも入れないようにする。
一面に群生しているとなかなか見事だなあ。
こちらは八重咲き。今年はちゃんと八重に咲きました。
珍しい濃い色のホタルブクロ。園芸種。
てのひらくらいの小さい里芋の葉に、大きな水玉がのっている。
ころんころん。
ちょうどこれくらいの、底の平らなガラス玉を、むかし駄菓子屋で売っていた。
おはじきの石より大きく厚みがあって重い。
透明の中に色が入っていたり、気泡が入っていたり、ビー玉の暗緑色で何かのマークを型押ししたのもあった。
あれは、石けりの「石」として使うものだったのか…いくつか持ってはいたけど、遊んだ記憶はない。
うちでは駄菓子屋に出入りすることは禁じられていたから、どうして手に入れたのか、それも覚えていない。
地面がまだ舗装されていなかった時代の遊びだ。
土の上に靴の爪先でずりずりと線を引かないと石けりはできない。
第一、コンクリにガラスを投げたら割れてしまうもの。
ヒペリカム。これは金糸梅。
この場所にはずっと美容柳があったはず…だけど、いつの間にやら金糸梅と入れ替わってしまった。
本日のクレちゃん。
きょうは、どこにいるかというと…
こういうとこ。
んーっと、この先には行けないから、Uターン…
…ちょっとむずかしいけどね…
よし、できた。
幅は4センチ、高さは2メートルくらい。
先日、猫餌を買いにホームセンターに行ったら、ペット用品のカウンターに「子猫さしあげます」の貼り紙がしてあった。
「ねえねえ、これこれ…」とMをつついて小声で言っていたら、レジの店員さんがうふふと笑って、同じように小声で「こちらに実物が」とカウンターの陰を指さす。
床にケージが置いてあって、かけてある毛布をちろっとめくると、貼り紙の写真とはまた別の子猫が4匹、隅っこでおはぎのようにくっつきあって寝ていた。
見たところ生後6~7週か、「もうフードを食べ始めてますよ」と店員さんは言うけれど、普通ならまだお乳を飲んでいるくらいの、ほよほよの赤ちゃん猫だ。
お母さん猫は野良で、そちらもボランティアさんが保護しているという。
子猫シーズンは春から初夏に集中する。
わが家の歴代猫も、5月から7月に来た子が圧倒的に多い。
そして、子猫が「まるで子猫の写真集みたいに」愛くるしい時期はとても短い。
本来なら親猫から離すのは2か月以降が望ましいというけれど、ぐずぐずしていると売れ残ってしまうリスクがどんどん高くなる。
貰い手を探すなら、写真より実物を見てもらうほうが、そりゃあいいに決まっている。
うちだって、でかいのがすでに4匹もいるのでなかったら、(ついでに自分があと20年も若かったら!)全部まとめて連れて帰ってきちゃうかも、と思うくらい、これくらいのときは可愛いんだから。
だけど、見えない場所に隠すように置いてあるところをみると、どうやら店としてはおおっぴらに宣伝はできないらしい。
猫を求めていそうな客を見抜いて、こっそりご案内。
なんだか怪しい秘密クラブか、禁酒法時代のもぐり酒場みたい。
あれから1週間くらいたつけれど、もうしばらくはその店に行かないで、猫餌はスーパーで買おうと思う。
ケージの子猫たちも、貼り紙の子猫たちも、みんな良縁に恵まれて、いいおうちに行けますように。
本日の「いいね!」
飼い主さんはプロの訓練士で、かしこいにゃんこは保護猫さんだとか。