雨がやんだので、畑へ走って行く。
なす、ピーマン、ミニトマト、さやいんげん。
収穫をしながら草取りもするから、1時間くらいはすぐたってしまう。
食用ほおずきが去年のこぼれ種でそこらじゅうにはびこり、文字通り足の踏み場もない。
魔法植物ではないかと思うくらい生命力が強く、にょきにょきとあっというまに大きくなって実をつけている。
今年は出遅れたゴーヤも、わさわさと勢いよく茂って花を咲かせ始めた。
元気な植物たちからエネルギーをわけてもらう。
「食べる」ということはつまりそういうことだと思う。
池の亀に餌をやり、食べ終わったタイミングで池の水を替え、最近植えたもの(千島桜、ムクロジ、ユーパトリウム、白花かもしれないオシロイバナ、などなど)をざっと一通り見て回り、10粒ばかりのブルーベリーを摘んで、急いで帰る。
家の外にも中にも(机の上にも!)次から次へとすることがあり、いくらやっても追いつかない。
それでも人が見れば、きっとのんびりゆったり暮らしているように見えるでしょう。
閑猫の頭の中だけがくるくるせわしなく回転しています。
咲き終わったあじさいを大量に切る。
7月末までに剪定しないと来年咲かないというから、ぎりぎりセーフかな。
切った枝は柵の外に積んでおいたら、夜の間に鹿が葉っぱだけきれいに食べていった。
その能力、もっと人のために生かす方法があるんじゃないかと思うけれど、なかなかそうはいかない。
本日のにゃんズ。
真鈴(左)とさんちゃん。
動作がシンクロ。
ほんとに仲良しだねえ。
朝、ふと気がついたら、家の中に猫が1匹も見あたらない。
縁側にさんちゃんがいるだけだ。
真鈴はいつものプチ家出だろうか。
クレはどっかでモグラ釣ってるかもしれない。
きにゃにゃは??
あれえ、きにゃにゃがいないよ。
他の子は1日くらい見なくても心配しないが、きなこは基本「おうちっ子」で、用が済んだら大急ぎで帰ってくる猫なので、1時間もいないと気になってしょうがない。
いそうな場所を探してもみつからず、最後に、もしやと思ってアトリエの外の物置をのぞいて呼んだら、棚の上のごちゃごちゃした中からちょこっと顔をのぞかせて、眠そうに「にゃー」と返事をした。
あ、そこだったのか。
2年前にクレが来たとき、元気すぎる子猫に困惑したきななは、数日間ここに避難していたことがある。
きなちゃんの別荘だ。
今回は何か理由があったのか、ただの気まぐれかわからないけれど、こういうときは放っておくに限る。
午後になったら気が済んだのか、自分でひょっこり帰ってきた。
あとはいつもと変わらず室内にいる。
というか、ずーーっと膝の上にいるんですが。
電話などで立つたびに、ひっかかっている爪を「いててて」とはがして降ろさねばならない。
戻って座ると、すかさずまた膝に乗る。
重たくて毛だらけで暑苦しいこの抜群の安心感。
そして、プチ家出の真鈴は、翌日の夜になって帰ってきましたが、
ジャッキーもついてきた!(連れてきたのか??)
見たところ栄養状態は良さそうで、このぽってり背中、野良ではないよね。
目がロボット猫みたいなのはライトのせいです。
本日の「いいね!」
涼を呼ぶ日本の伝統デザイン。
いっぱい着込めば冬の寒さはしのげるが、暑さは人の力では解決できない、というところから「せめて見た目に涼しく」という日本の夏の文化が生まれた。
エアコンというものができて物理的に温度を下げられるようになったのは革命的だったけれど、そこから一気に「すべて電力でなんとかする」文化に移行してしまった気がする。
そういえば「節電」という言葉もあんまり聞かなくなったみたいだし、このままで大丈夫なのかなあ。