閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

彩雲

2014-10-12 23:51:15 | 日々

午後4時ごろ、西南西の空に、彩雲。
(色がうまく出てません。ざんねん・・)
虹のように色がきちんと並んでいる。
わずかに上向きに反ったカーブだから虹とは違う。
環水平アーク?

 

四方常に大雲あり、五色具(そな)はって而(しか)も雨降らず、
其(その)下には必ず賢人の隠れ家ありと云へり。

って、そんな遠目にわかったら「隠れ家」ではないと思うが(笑

 

 

 

台風接近中で、雲の形が刻々と変わる。

 

 

南側の空は、今のところおだやか。

 

 

でも、ちょっと波がたっている。 

 

 

この額縁は少し刈りこんでやらねば。

 

 

5時すこし前。西の空に、ふたたびあらわれた、彩雲?
日暈っぽくもみえるけれど、太陽はずっと下、木の陰です。
まともに見てもまぶしくないくらいの光。 

 

 

飛行機雲がみるみる形を崩し、ひらりとねじれたリボンの切れ端に。

 

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2014-10-12 10:46:22 | 日々


長さ約70ミリ。
根元は白、先端はチャコールグレイのグラデーション。
かなりダウンに近いフェザー。
カラスの羽だ。
ハシボソかハシブトか、そこまでは未確認。
場所柄、どっちもありだと思う。

 

この色とサイズだけで、どうしてカラスと断定するかというと、
低空で横切ったカラスが落とすのを目撃したからです(・・笑

都会の鳩でもない限り、こういうラッキーはめったにない。
2枚つづけて落ちてきた。残念ながら1枚は見失った。
この1枚も、拾った直後に失くしてしまい、つい先日、
2か月ぶりに車の中で発見したもの。 

 

カラスの翼や尾の羽は、日光で青い光沢が出る。
これは出ません。
ふわふわした感じ、今年生まれた幼鳥かもしれない。

 

 

 

ついでに、これは、真鈴のヒゲです。
長さ70ミリ。意外と長い。
コインは20ペンス(左)と2フラン。
20ペンスは不思議な七角形をしている。
イギリスのコインは、そんなに古いものでなくても
アンティークっぽく見えるところが好き。
2フランのほうは八角に見えるけどじつは円形。
フランなんて、もうとっくに使えませんよね。

 

本日の「いいね!」


猫のヒゲケース

桐の箱におさめておく・・ようなモノか?

と言いつつ、これいいんじゃないかと思ったり・・(笑 

ねこひげスタンド

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胡桃

2014-10-11 13:12:51 | 日々


りすさんに分けてもらいました(・・笑)
 

殻ごと焼いて、先端にちょっとすきまができたら、こじあける。
うまくいけば、とても気持ちよく割れる。
でも10個に2~3個はうまくいかない。
うっかりすると中まで黒焦げになり、むずかしい。
万力で固定してハンマーで叩くと、殻も中身もこなごなになって
そこらじゅうに飛び散るので、あとがた~いへん。 
りすさんには、とてもかないません。 

 

*****

黒ねこサンゴロウ20周年フェア

「いつまで」やっているか、ということは、書店さん次第なので、
こちらでは把握できておりません。すみません。
参加書店名は閑猫までお問い合わせください。

 

「せんろはつづく」おまけつきフェア

参加書店の一覧は→こちら
売切れ次第終了です。 

*****

 

 

本日の「いいね!」


葉っぱステッチ

アーティストHillary Fayle の作品

 

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芙蓉など

2014-10-10 11:38:08 | 日々


おとなりの屋久島芙蓉。
朝咲いて、日がかげるころにはしぼむ一日花。
みんなしっかり南を向いて咲いている。
ピンクのグラデーションが美しい。

芙蓉は育ちが早く、暖地では放っておいてもよく増える。
丈夫な植物で、以前はどこにでも生えていたけれど、
囲いの外のは鹿に食われて、この数年で全滅してしまった。
やむをえず畑の柵内に植えたものは、肥料が効きすぎ、
可憐を通り越して巨大になっている。

今年も鹿が鳴く季節になった。
まだ「風情がある」と言えなくもない距離だ。
いまのところは、ですが。

 

 

またしてもキノコ。
苔むした杉の切り株の割れ目に隠れている。

 



キノコか苔かわかりにくいほど小さい。
たぶんキノコ、だと思うけど?

 

 

 

昨日のキノコを、りこちゃんが「あたしも撮るっ!」というので、
再登場です。
傘は真っ白で、細いひょろひょろの茎は黒っぽい。


 

これも昨日の。
昨日より背が伸びて、傘もひらいた。
朝の光で見ると、あんまり毒っぽい感じがしない。
そして、またしても大量のヌスビトハギにひっつかれる。 

 

そんなにひっつきたいなら、ひっついてなさい、と。

 

あら、ま?(・・笑 

 

 

なぁんとなく、ミラーレスのニコに対して
ライバル意識のあるらしいコンデジりこちゃん。
いつもどっちを連れてくか迷う。両方は無理。
雲釣りと、キノコ撮りは、りこちゃんかな。
地べたからのぎりぎり接写も得意。
ニコは、18.5というレンズが気に入ったらしく、
それ以来、マイペースでわが道を行くという感じになっている。 

 

本日の「いいね!」


800年前の本の落書き

いま見るとほとんどアートの域である。
電子ブックなんて、落書きもできない。
そのうち「昔の人は手で書けたんだね!」っていう時代になるだろう。
すでにわたしも毛筆ではろくに書けませんが。

 

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また

2014-10-09 21:12:20 | 日々


くものすとか。きのことか。
どうしてこういうものが好きなんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

網が三重になっているので、とてもきらきら。

 

 

幽霊系。なんとなく毒っぽいけど、根拠はなし。
夕方で草むらの奥なので、ぼけぼけです。
手前にヌスビトハギが生えていて、
あっというまに50こぐらいくっついてきた。 

 

 

傘の直径1センチあまり。とても小さな薄いきのこ。
栗の木の根元。昨日は何もなかったはずの場所。 

 

 

本日の「いいね!」

猫傷に「にゃんそうこう」

時鳥さんに教えていただきました。
かわいくて使うのがもったいないな。

きななの爪あとは、おもに左肩から二の腕に集中するため、
長袖の季節は人目につかないのですが、
二、三枚重ね着してても、ぐさっと刺さるので・・
まず必要なのは「プロテクター」ですかね。

 

 

 

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ドラゴン

2014-10-08 21:01:09 | 日々


雲がおもしろい季節になってきた。
台風の過ぎた日の夕方5時半頃、南南西の空。
真横に飛行機雲・・と思ったけれど、こんな低いところを、
こんなに水平に飛ぶ旅客機って、あったっけ?

 

そして、西からは、5匹のドラゴン、みたいな雲がやってくる。

 

危機一髪、逃げる飛行機雲。

 

 

栗も拾いおさめですね。
と言いつつ、足元にころがっていると、またひとつふたつとポケットに。
小さいのは拾わない。三角のは拾わない。などと、
自分でルールを作るのだけれど、三角でもこれは大きい、とか、
さっきもっと小さいのも拾った、とか、言い訳しながら拾うので、
結局、持って帰ったのを見ると、どれもみんな小さい。

 

栽培種とくらべると、ほんとに小さいでしょう。

 

「きゅっきゅっ! きゅきゅきゅっ!」という音がしきりとする。
Mが仕事場の流しでパレットでも洗っているんだろうと、
気に留めずにいたら、そのうち仕事場とは反対の方角から
「きゅきゅきゅっ!」とはっきりした音で聞こえてきた。
大きいどんぐりの木のずっと上のほうだ。
しばらく見ていたら、ちらっと何かが素早く枝を走り、
むこうでまだ「きゅきゅきゅ」といっている。

動きが鳥のようではないから、りすだろうか。
すこし離れた斜面を見ると、幹の白っぽい木が2本あって、
その1本に、見慣れない丸い実がぶらさがっている。
下まで行って、落ちているのを見たら、くるみだった。
くるみの木、いつ生えたんだろう。
先のとがった小ぶりの鬼胡桃だ。
これは人も食べられるけれど、割るのがたいへん。
りすさんに、木ごと、あげましょうか。

 

本日のにゃんこ。

これは、りすではありません。きなこです。
珍しく、きりっとしています。

きななは、このごろ、ずいぶんよく鳴くようになった。
トコトコと来て、すわって、見上げて、はっきりと鳴く。
明確な意思表示だ。
しかも、「うあいぃ?」(おひざ)と、「にゃー」(ごはん)を使い分ける。
これができる子は他にいない。
ごはんをねだって鳴くということを、以前はまったくしない猫だった。
他の子がもらっているときに、黙って来て食べていた。
たいした進歩です。
きななが「にゃー」と鳴けば、かあさんがごはんをくれる。
ヒトとの間にゆるぎない疑似親子関係が構築された。
でも、ときどき混乱して「うわにゃ・・い・・??」とかいって、
自分でも意味わからなくなってるところが、やっぱりきなちゃんだ。
そして、おひざに来ると、いまだにシッカリ爪を立てずにはいられない。
(そのうえ、いまだにどうしても爪を切らせてくれない!)
わたしの普段着は一枚残らず左側に穴があき、腕にも生傷が絶えない。 

 

本日の「いいね!」

Amazonが郵便受けを・・

なるほど。そこからやるか。

 

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山田花菜さん個展

2014-10-07 13:40:08 | お知らせ(いろいろ)

お知らせ葉書をいただきましたので、こちらでもお知らせ。

絵本『クリスマスのかね』『ビリーのすてきなともだち』で
絵を描いてくださった山田花菜さんの個展です。 

 

山田花菜個展2014 「こども風景」

2014年10月10日(金)~11月3日(月)
カフェ ミントココア
営業時間 月~木 7時~18時  金・土・日 10時~20時
10月19日(日)・26日(日)は休み
250-0012 小田原市本町2-10-16
TEL 090-2910-6695

小田原駅から徒歩15分、小田原城のお堀そばの
小さなカフェだそうです。 お近くの方は、ぜひ。

 

 

 

 

 

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コインの謎

2014-10-06 22:47:04 | 

 

「トーストの表と裏」についての時鳥さんの文章を読んで、
いろんなものの表と裏について考える。
画用紙の表と裏はちょっとわかりにくい。
海苔の表と裏はわかる。半紙もわかる。
お習字は、わざと裏に書くのが好きだった。
ざらついた面のほうが、字が上手く見える気がした。
そんなことないでしょうか。

コインを投げて決める、というのがある。
表か裏か。
Heads or tails.
投げる前に、どちらを表と呼ぶか確認しておく必要がある。
王様や女王様の顔がついていれば、そっちが表だそうだ。
日本の硬貨には人の顔はついていない。
十円玉なら10、百円玉なら100と大きく書かれたほうが表
・・と信じていたら、なんと、そうではなかった。

大蔵省が決めたところによると、「年号のあるほうが裏」で、
その裏が表なんだそうだ。変な定義ですね。
昔の硬貨は「菊の御紋」が表と決まっていて、年号が裏にあった。
戦後、その菊紋が使えなくなり、「年号が裏」だけが残った・・とのこと。
そう決まっているなら、納得するしかないけれど、
長年の思い込みが、なかなか抜けない。
どう考えても十円玉なんか「鳳凰堂」のほうが裏に見える。
五円玉だけは、表に見えるほうがほんとに表なので、よけいややこしい。
こんなことを考えていると、コイン投げはなかなか始まらない。
じゃんけんで決めたほうがずっと早い。

 

"heads" いろいろ。

 

サッカーの試合で、最初にどちらがボールを蹴るか、
双方のキャプテンを呼んで、主審がコインを投げて決める。
あのコインはどこの国のものだろう。
国の違うチームが対戦するときは、審判の国籍もまた違う。
その場合、主審がポケットから取り出すコインは、
双方の見たこともないデザインである可能性が高い。
そのわりに、投げて、とって、ぱっと見て、
はい、君の勝ち、と瞬時に決まるのが、謎。
三者頭を寄せ合って、「これ表だよ」「えー、裏だろ」と
もめるシーンなんて、見たことないでしょう?

と、ずっと不思議に思っていたら、こういうとき投げるのは
主審のポケットマネーというわけではないらしい。
「トスコイン」という専用のメダルみたいなものを、
ちゃんとスポーツ用品店で売っているんですね。
五百円玉よりちょっと大きいくらいで、片面が白、
片面が黒とか黄色とか、見分けやすい色になっている。
「白か黒か」なら、誰だって間違えようがない。
わあ、知らなかった。
審判をやる人は、本番で落としたりするといけないので、
おうちでこっそりコイン投げの練習をするそうです。
(でも、やっぱりじゃんけんのほうが早い・・と思うけど)
 

ついでに。
コインで思い出したけど、十円玉の裏の、じゃない表の、
鳳凰堂の屋根の両端にオンドリが乗っている。
どっちか一方の尾が短かかったら、それはメンドリで、
メンドリがいる十円玉はすごく珍しいので高く売れる。
小学生のとき、そんなうわさが広まり、一時期、
みんな寄り目になって十円玉ばかり見ていた。
あれはいったい何だったんだろう。
いま鳳凰堂を画像検索してみたら、屋根に乗ってるのは
オンドリなんかではなく、れっきとした鳳凰じゃないですか。
(あ、だから、鳳凰堂・・か・・笑)

 

 

本日の「いいね!」


世界のすごい図書館15選

すごすぎて、1冊も読めずに帰ってきちゃいそうな気がする。

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あやとり

2014-10-04 22:45:12 | 日々


子どもの頃に遊んだ「あやとり」を、どれくらい覚えているかと
やってみたら、すでに「はしご」さえあやしい。
はしごから、さらに何かできたはずだけれど、思い出せないなあ。
ほうき、はさみ、ぶらんこ、あと何があったっけ?
種も仕掛けもない一本の紐のマジック。

 

 

 

 

 

ひらひらと落ちてくる葉っぱを空中キャッチ!

 

 

くるくるひらひら・・

 

 

ふふふ、じつは糸がついてるのでした。

 

 

本日のにゃんこ。

 

男は背中で語るのだ。

 

 

・・にゃんてな。

 

昨夜・・というか、夜明け前だ。
おもてで「う~~あ~~」と猫のケンカの声がする。
窓からのぞいて「こらっ!」と言ったが、止まない。
玄関を開けて出たら、ぱっと白っぽいのが逃げた。
お久しぶりのよそ猫ウクライナだ。
例によって、さんちゃんは、びゅーんと追っかけていってしまう。
寝なおし。
ふたたび声に起こされる。
場所を移動して、またやりあっているらしい。
いくらか明るくなっているものの、眼鏡なしで出てきたので、
2匹のいる位置がよくわからない。 
どうも人間には行きにくいところのようだ。
しかも、つっかけサンダルをはいてきてしまったので、
枯れ枝にひっかかり、ぬげたサンダルがなかなかみつからない。
いったん戻り、靴をはいて出直したら、またまた場所が変わり、
斜面のずっと上のほうから声がする。
でたらめに石など放ってみるが効果なし。
夜明け前の薄暗い中では、距離感とか質感とか、いろんな感覚が、
ふだんとずいぶん違うような気がする。
しばらく夢遊病のようにそのへんをうろうろしながら、
現場にすこしでも接近しようと試みたが、そのうちに、
自分が何をしているのかわからなくなってきたので、引き揚げた。
すこしうとうとしたけれど、結局、6時に起きて仕事する。
さんちゃんは、いつのまにか帰ってきて、ゴハンを食べていた。

ずいぶん長いこと、自分は夜型の人間だと思いこんでいた。
このまえ、「朝型・夜型チェック」というのをためしにやってみたら、
わたしは「ほぼ朝型」という診断結果が出た。
あら、そうだったんだ。
たびたび猫に叩き起こされるおかげでしょうか。

本日の「いいね!」


Minoru Nomata Exhibition『Ghost』

もう16、7年前かな、この人の画集を買ったのでした。
自然の造形にひかれると同時に、とことん作りこまれた
人工物というのもかなり好き。特に、建築。

 

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ライン

2014-10-03 22:38:39 | サンゴロウ&テール

ほとんど私信  >さちこさん

(街角にて)

「あのっ! サンゴロウさん、ですよねっ?!」
「・・・・?」
「すいません、よかったら LINE ID 教えてください! ぜひっ!!」
「なんだ、それは」

えーとですね、船乗り的には、「ライン」といえば
いわゆる「ロープ」のことになるんじゃないかと・・(笑 
 

 

黒ねこサンゴロウフェアのお知らせは →こちら
サンゴロウ語録は →こちら 

 

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