真っ白な空気のなか
街が萌える
ふざけてるわけでもないのに
迎えが来ない
高台の窓越しに
観るその風景は
ときに恐れと畏れを
引き連れてきて
真っ黒な思想のもとで
ゆらゆら揺れて紛れる
世界の裏側へと…… . . . 本文を読む
戦車が僕の頭上を
駆け抜ける
おもちゃで遊ぶ子供が
機関銃みたいなプラモデルを片手に
想像上の敵を射殺する
人は
いつまで繰り返すのだろう?
こんな悲しいストーリーを……
永遠に
または、暗闇の真実へすべては還りゆくのだろうか?
. . . 本文を読む
恐怖は
覚醒の
惑星に訪れる
僕らは
あくびで
生き延びる術を
体得する
夢が夢のままなら
怖がらなくていい
あなたの人生は
ゆっくりと ゆっくりと
終幕へ向かうものでしかないのだから
曖昧な睡眠のなかで . . . 本文を読む