水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

走行して到達

2015年11月17日 09時20分12秒 | 詩編
 走り出した  広場を抜けて  僕は太陽のお城まで  一目散に跳ねていく  眼下に  ソラが広がるが  僕は  知らずに  駆け抜けるのです  遠く  視界の霞む距離に  君はあくびをして  コーヒーを飲んだりなんか  しているのです  僕は   君を目指しているので  他のことなんか  どうでもいいのです    中途で  蛇がとぐろを巻いていようとも  たとえ  火が  燃え盛っていようと . . . 本文を読む

お互いバカだね

2015年11月17日 09時19分38秒 | 詩編
 非対称の美学  心揺さぶられては  右に揺られ  左に揺られ  邪悪なアジテイターが  僕らを靡かすとすれば  僕らはまた  胡散臭い正義にだって靡かされる  知っていたんだ  僕は午後の倦怠を  目の前にいる君の  硬直した原罪を . . . 本文を読む