水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

真っ青な砦に住む妖精に乞う

2016年12月17日 19時16分30秒 | 詩編
清く深い闇の底から もたらされる秘密のエッセンス 古より伝わる イドから汲み上げたというその水を 一気に飲み干す君の青さ 透明なままで居られない 僕らの哀れなる穢れる性が ひたと胸に浸透してくる 列記された芳醇な欲望が 見るに堪えないほど増殖して 今まさに繋がる二人のエートスを 目眩くような魂に接続して 青い空に躍っているような昼下がりだ 言葉を信じて その . . . 本文を読む

時は経ちて 未明 暴かれる

2016年12月17日 18時57分20秒 | 詩編
緑衣の朝のサンバのリズム のたうちまわる夕景を抜け 果てない欲求のシワを伸ばした 僕らは黙って腰ひもを緩め 見知りもしない結び目に釘付けになった ひどい雨に降られて 音もなくしゃがみこむ僕らの悲哀を どのように融解させればいいのだろう? 透明に揺らめく瞳の輝きは 苦悶の痕を蹴散らすように ただ君を華やかに装飾するばかり ラッキーな僕の今宵のテーマは ディズニーを絡 . . . 本文を読む

光る世界へダイブする揺らぐ僕らのアイデンティティ

2016年12月17日 17時59分54秒 | 詩編
生きることに盲目でなく 走ることに全身全霊でいたい 青い魂の産声を まっすぐに聴く あえての辛抱で ただまっすぐに聴く 夢から現を秒速で行き来する様は さながら高速道路の幽霊車両 時代の大河へダイブする僕の身体は 今、余計なプライドをかなぐり捨てて 時間をなげうつ すわ 生きることに盲目でなく 走ることに全身全霊でいたい 明日を思い煩わず 夢に振り回され . . . 本文を読む