清く深い闇の底から
もたらされる秘密のエッセンス
古より伝わる
イドから汲み上げたというその水を
一気に飲み干す君の青さ
透明なままで居られない
僕らの哀れなる穢れる性が
ひたと胸に浸透してくる
列記された芳醇な欲望が
見るに堪えないほど増殖して
今まさに繋がる二人のエートスを
目眩くような魂に接続して
青い空に躍っているような昼下がりだ
言葉を信じて
その . . . 本文を読む
緑衣の朝のサンバのリズム
のたうちまわる夕景を抜け
果てない欲求のシワを伸ばした
僕らは黙って腰ひもを緩め
見知りもしない結び目に釘付けになった
ひどい雨に降られて
音もなくしゃがみこむ僕らの悲哀を
どのように融解させればいいのだろう?
透明に揺らめく瞳の輝きは
苦悶の痕を蹴散らすように
ただ君を華やかに装飾するばかり
ラッキーな僕の今宵のテーマは
ディズニーを絡 . . . 本文を読む
生きることに盲目でなく
走ることに全身全霊でいたい
青い魂の産声を
まっすぐに聴く
あえての辛抱で
ただまっすぐに聴く
夢から現を秒速で行き来する様は
さながら高速道路の幽霊車両
時代の大河へダイブする僕の身体は
今、余計なプライドをかなぐり捨てて
時間をなげうつ
すわ
生きることに盲目でなく
走ることに全身全霊でいたい
明日を思い煩わず
夢に振り回され . . . 本文を読む