理解と懊悩の狭間で
揺れ動く君の
したたる叫びが今宵も響く
先行した君の茶色に変色した欲望が
静寂で満たされた寝室のように生温い
古臭い理想なんてありふれた思想の宝石も
うらぶれた質屋に預けて一夜の足しにするくらいが
ちょうど良いものだろうと、 ね
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さあさて安易に語るまじ
ときおり見せる君のウィンクが
数多の欲望撃ち抜いて
危うい旋律奏でます
野蛮な思想は
闇夜に紛れて
独りの部屋で
跳ねて踊り狂っています
黒の時刻を乗りこなすように
世界の全貌を暴き出す君の性が
今宵も好き勝手に乱舞しています
普通とは何か
の問いも真夜中の裏庭の焼却炉へ
放り込んで
泣き顔見せないように
うろつく君の
悲しい情動に
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