もしも風の吹く半島で
君とまた出会えたなら
雲は踊るだろう 雨は歌うだろう 凍えた声で囁くのだろう
「ここに時代が到着した。」
と。
僕の耳元でそう嘯く君は
予言のままにもたれかかるだろう
僕の爛れた青い肩に…
靡いたままの帝国旗が
綿飴状の雲を彼方へ押し遣るのならば
報われるだろう われわれの労苦は 淡く霞む浜辺に
理解が啓蒙する風の谷間で
抵抗する先住民の気高さよ
その志を忘れずに闘争を継続 . . . 本文を読む
便りない淡き秋の重なる浜辺に
味気ない夢想の打ち寄せる音がする
throughしたまま頬紅塗って
素知らぬ顔でいらっしゃいませ
凍えた情念の宛てのない行き場は
甘い雪の降る故郷という墓場
理解を禁じた砂塵の高楼を
功労まがいにそやしたら
夢を叶えたアカツキに
甘い死滅を与えましょう(ユメがゆめゆめ悶えたら…
楽観気取りのあなたでも
サマータイムを避けるでしょう?
ロリコン世代の哀しみを . . . 本文を読む
通り一遍のあえかな瞬きを
夜空に写せ、罪人ども!
入水ルーデンス
以後知る分play
甘えた声で寝返り打って
媚びを売らずに何を売る?
朝立ちロマンの萌える庭……
夢を凍死で叶えたら……
眩き苦難を提訴しよう!
二人で時代を閉じたなら
あまねく悟りは行き渡ろう
本能のいじらしいおねだりに
右手でひたすら応えましょう
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逃走本能隠し持って
透明高速奔走煩悩
まったき理想の牙を研げば
獰猛な妄動の寝息に裸体が寄り添っている
垂涎の清き唇に あられもなく手で触れる丑三つ時
悲しい喘ぎ声のこだまする寝台にこの身を預ければ、絶えていく夜の静寂が髪の毛一本一本を冷たい針に変える!
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