水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

「ロック」な精神

2015年02月15日 01時13分23秒 | 詩編
 まず「自分は悪いやつだ。 」って、自覚をして  「じゃあ、少しは人としてマシなことをしようか! 」と思い立って  そうすると世の中の「淀み」というか「暗部」が見えてきて  それをどうにかして「是正」したいと思えるようになってくる。  そして、世界を変えようという原動力は「俺はまだまだ未熟だ! 」   更に云うなら、「世界もまだまだ発展途上だ! 」  と考えられるハングリー精神が肝要だ。  そして . . . 本文を読む

夏のシャワー

2015年02月10日 21時13分10秒 | 詩編
 揺れる風  流した涙  溢れる夢  黙っていたら分るものも、  分らないわ。  と、呟く  君に  恋してる  楽ばかりの  青春じゃないと  悔し涙を流した日々もあった  空回りばかりの  失態を演じた日々の  繰り返しばかりだったような気もした  ああ!  そんな夏の暑さのなかで  君の声というシャワーを  この身体全体に受けて  僕は今日、生まれ変わる . . . 本文を読む

不安な夜

2015年02月10日 21時12分41秒 | 詩編
 暗闇が  背中に触れても  治らない  痛みを抱えている  一緒に  泣いてくれる?  線香花火が  落ちるまでの間に  世界が  僕の両手  さらには両足を  縛って  この言葉を  紡がせようとするように    こんな戯事  誰のもとへ  届くかなんて  知ったことではない、と  愚痴ることしかできない  夜の一刻 . . . 本文を読む

予言

2015年02月10日 21時12分12秒 | 詩編
 赤い点々が  瞳の表面の風上へ  ゆったりと  漂白していく  取り沙汰されるほどの  愛嬌もない野郎だけど  叫びたくなって  荒野へ身を投げ出して  喉を震わせ     そうして  僕は言葉を  その荒れた野に吐いて  未来の寝床へ  還したんだ . . . 本文を読む

ダンスの古城

2015年02月07日 23時17分35秒 | 詩編
 一気に  崩れ落ちる  希望は  あの城のように  姫の泣き言を聞くように  川の中へ吸い込まれていきます  生きますよ  どう邪魔をされたってさ  生きてみますよ  可能な限り  先にも言いましたが  踊りを踊る瞬間が  僕にとって一番の幸せを  感じられる瞬間なんです    だから  踊りをし続けて  「詩」は  ダンスしなきゃいけない  「詠われ」て  ダンスに誘われなきゃいけない  格 . . . 本文を読む

春、踊るよに

2015年02月07日 23時16分52秒 | 詩編
 見上げた街の  街路樹が  ひとびとの心情を  分け入り  密林の奥へ誘うように  ザワザワと踊っている  夢のなかで  育まれた  世界内存在も  すこし怯えて  春風に浮き足立っている    春風に  泣きながら笑う君の  その小鳥の囀るような声も  透き通る黄色い通りのなかで  踊るようにはしゃいでいるみたいなんだよ . . . 本文を読む

大切な真理

2015年02月05日 00時44分10秒 | 詩編
 思い通りになること  そのことが即幸せとは限らない  むしろ思い通りにならず  四方八方を塞がれたときこそ  人間は本当の強さを発揮出来て  その人のためだけの特別な幸せを  勝ち取ることができるのかも知れない! . . . 本文を読む

アンチ哲学……或いは、

2015年02月02日 13時36分46秒 | 詩編
 安易に、哲学なんぞはじめるもんじゃない。  茨の道を、思いっきり選択するようなもんだ。  さすがに、悟りを拓くに至るまで続けなくとも良いが、  実際には、悟りを拓いてしまった人もなかには居るだろう。  人間は、悟ることが目的ではない。  むしろ、悟りはすべてのはじまりだ。  さて、哲学なんぞをやっていると  もはや、自分はすべてを悟りきってしまったのではないか、  という錯覚に陥る危険性がある。 . . . 本文を読む