まず「自分は悪いやつだ。 」って、自覚をして
「じゃあ、少しは人としてマシなことをしようか! 」と思い立って
そうすると世の中の「淀み」というか「暗部」が見えてきて
それをどうにかして「是正」したいと思えるようになってくる。
そして、世界を変えようという原動力は「俺はまだまだ未熟だ! 」
更に云うなら、「世界もまだまだ発展途上だ! 」
と考えられるハングリー精神が肝要だ。
そして . . . 本文を読む
揺れる風
流した涙
溢れる夢
黙っていたら分るものも、
分らないわ。
と、呟く
君に
恋してる
楽ばかりの
青春じゃないと
悔し涙を流した日々もあった
空回りばかりの
失態を演じた日々の
繰り返しばかりだったような気もした
ああ!
そんな夏の暑さのなかで
君の声というシャワーを
この身体全体に受けて
僕は今日、生まれ変わる . . . 本文を読む
暗闇が
背中に触れても
治らない
痛みを抱えている
一緒に
泣いてくれる?
線香花火が
落ちるまでの間に
世界が
僕の両手
さらには両足を
縛って
この言葉を
紡がせようとするように
こんな戯事
誰のもとへ
届くかなんて
知ったことではない、と
愚痴ることしかできない
夜の一刻 . . . 本文を読む
赤い点々が
瞳の表面の風上へ
ゆったりと
漂白していく
取り沙汰されるほどの
愛嬌もない野郎だけど
叫びたくなって
荒野へ身を投げ出して
喉を震わせ
そうして
僕は言葉を
その荒れた野に吐いて
未来の寝床へ
還したんだ . . . 本文を読む
一気に
崩れ落ちる
希望は
あの城のように
姫の泣き言を聞くように
川の中へ吸い込まれていきます
生きますよ
どう邪魔をされたってさ
生きてみますよ
可能な限り
先にも言いましたが
踊りを踊る瞬間が
僕にとって一番の幸せを
感じられる瞬間なんです
だから
踊りをし続けて
「詩」は
ダンスしなきゃいけない
「詠われ」て
ダンスに誘われなきゃいけない
格 . . . 本文を読む
見上げた街の
街路樹が
ひとびとの心情を
分け入り
密林の奥へ誘うように
ザワザワと踊っている
夢のなかで
育まれた
世界内存在も
すこし怯えて
春風に浮き足立っている
春風に
泣きながら笑う君の
その小鳥の囀るような声も
透き通る黄色い通りのなかで
踊るようにはしゃいでいるみたいなんだよ . . . 本文を読む
思い通りになること
そのことが即幸せとは限らない
むしろ思い通りにならず
四方八方を塞がれたときこそ
人間は本当の強さを発揮出来て
その人のためだけの特別な幸せを
勝ち取ることができるのかも知れない!
. . . 本文を読む
安易に、哲学なんぞはじめるもんじゃない。
茨の道を、思いっきり選択するようなもんだ。
さすがに、悟りを拓くに至るまで続けなくとも良いが、
実際には、悟りを拓いてしまった人もなかには居るだろう。
人間は、悟ることが目的ではない。
むしろ、悟りはすべてのはじまりだ。
さて、哲学なんぞをやっていると
もはや、自分はすべてを悟りきってしまったのではないか、
という錯覚に陥る危険性がある。 . . . 本文を読む