香りが強いER「シャリファ・アスマ」
花もちが悪いと言われながらも小さな森では人気品種。基本的に香りの強いバラは花もちが悪いことが多いです。両立は結構難しいかも。なので香りの強さだけで選ぶのではなく、四季咲き性や花もちなど考えながら好きな花型で選ぶのがお勧め。中香でも沢山咲かせれば近づいただけで香りが漂います。
シャリファ・アスマ1番花は沢山咲きますし、四季咲き性も強く鉢で育てると4,5回咲く品種です。地植えでも1番花の後次々と咲いてくれます。猛暑の時は夏休むかもしれません。秋の花色と香りもうっとりです。最新品種に比べると少し黒星病が付きやすいかもしれません。花後は体力消耗しているので必ず追肥をしてください。
古い品種で四季咲き性の強いものは、脇芽が出やすいように自ら病気になり葉を落とす品種がある気がします。多少の病気は気にしないのがお勧めです。1番花が終わるまでに病気が付かないよう、今の時期剪定と一緒に追肥しています。芽出し肥えはとっても大事、葉が厚くなるとアブラ虫と病気が付きにくいです。早く剪定し過ぎて芽が出た株などは植え付けが終わったらまとめて消毒予定です。例年だと4月からの消毒で間に合うのですが、暖冬だったので1カ月早まりそうです。
2010.5.25
2014.5.28
2015.5.22
日陰も原因ですが、剪定をしっかりしておかないと花首細くなります。花首を太くするにはバランスの良い肥料と水やりも大切。
2013.5.23
2013.5.23
2015.5.24
2015.5.25
2015.5.27
2015.5.22
2012.6.2
2015.6.3
2015.6.3
2015.6.11
暑いと水を吸い上げにくくなり、水が足りていても萎れることがあります。6月だと新潟では夕方になると元に戻っていることが多いです。真夏は花弁数が少なく開いたら1,2日で散ります。1番花の花もちは、気温と天候次第です。蕾が一斉に咲いて終わりの年もありますし、順々に咲いて2~3週間楽しめる年もあります。
2011.10.20
2011.10.20
北側建物脇です。もう少し日が当たると良いのですが・・・。秋はすぐに日陰になってしまうので沢山は咲かせることができません。今年は日当たりで秋の花つきを検証したいと思います。秋は管理次第ですが結構咲いたはず。
2014.6.21
直立で地植えにすると太いシュートが出やすいです。棘は小さいですが多めです。手袋をすればそれほど気にならないと思います。
香りの強さ ★★★★★ 芳醇なフルーツの香り
地植えの目安サイズ:1m×1.25m
鉢植えでの栽培も簡単です。鉢での栽培は鉢のサイズに合わせ剪定してください。
四季咲き性
花弁数90枚
1989年 Davit Austin作出
※バラのハンドブック、イングリッシュローズのすべて、イングリッシュローズ、新イングリッシュローズなどを参考に新潟での開花、生育状況をお伝えできればと思います。
※地域や管理方法によって株のサイズや四季咲き性に差がございます。
同じ品種でも気温で育ち方の違う品種があるようなので、新潟以外の情報嬉しいです!!有難うございます!!
挿し木は簡単にできますが、未来の新しいバラを見るためにも好きな育種家様のバラ買ってください。