立秋を過ぎ、猛暑の疲れが出始めたかのように、体がけだるい。寝苦しくて深夜に目が醒めたので、ラジオを聴いていたら、島倉千代子の歌が流れてきた。
おんとし70歳のお千代さんが、人生の先輩として、”団塊の世代”の皆さんにと、新曲を披露した。最後に戻るところは、あたたかい家庭だとのメッセージを込めて、曲名は、「お帰りなさい」。 デビュー時代、「泣き節」と評されたお千代さんが、晩年になって明るい歌声に変じた。若い頃の声の張りはないが、浮き沈みの激しい芸能界を生き抜いてきた大歌手だけに、味わい深い歌だ。
一方、大ヒットした「人生いろいろ」は、軽快で明るく、人生を達観した感じを与えた。前総理がぱくって「会社もいろいろ」と発言し、物議をかもしたが、ノリが軽い曲だけに悪乗りしたのだろう。まさに、不祥事続きの、今の政治家のステータスを象徴しているかのようで、「議員もいろいろ」だ。
~「務むれば秋あり」。秋は、収穫が「飽(あ)き満ちる」ことから「あき」との説もあり、勤勉に努力すれば実りがあるという意味のことわざです。(原文引用)~とは、今日とどいた「安倍内閣メールマガジン45号」の結びの部分だ。「商いは飽きない」ともいう。是非とも、国民のための政策(商い)を、一つ一つ、誠実かつ着実に実行していって欲しいものだ。