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時悠人chosan流処世術

★アベノミクスの検証:番外編

2016-06-25 08:43:02 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、イギリスの「EU離脱」が決定した途端、日経平均株価は急落し、15,000円を割り込み、為替レートも、一時、1ドル99円台になった。

 皮肉な事に、安倍総理が、伊勢志摩サミットで、「リーマン・ショック前と似たような状態」発言が、形を変えて的中した。

 アベノミクスは、複雑で高度化した世界経済を、日本に都合良いようにリードしようとした実験だった。財政出動と金融緩和で「円安・株高」を誘導して来たが、イギリスのEU離脱が、その目論みを打ち砕いた。

 これは、アベノミクスが、一種の思い上がりか、日本の力を過信し過ぎだったことを、証明したとも言える。

 今後は、EUのみならず、世界経済全体に不測の影響を与えることは必至。最悪の場合、EU解体すら視野に入ってくる。イギリス国内に拠点を持つ日本企業には、企業の命運をかけた戦争が待ち構えている。

 そして、安倍総理が、逃げ続けて来た「移民・難民問題」に対する日本の基本スタンスを明確にする時期が、到来した。