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時悠人chosan流処世術

★日本政府の難民問題意識

2016-06-26 08:51:50 | 日記・エッセイ・コラム
 イギリスのEU離脱の一因となった「移民」問題は、雇用や社会保障制度などのほかに、民族による宗教・文化等の価値観の相違が深くかかわっている。

 パースにいる孫は、アフガニスタンからの難民の子供と仲が良いが、娘は、イスラム圏の考え方やマナーの違いに戸惑っている。

 子供が、よその庭に咲いている花を折ったり、果物を採って食べても、母親は平然としているので、注意しようにも、言葉が通じない。

 日本でも、難民問題を真剣に考える時期が来ている。ましてや、2020年東京五輪に向けて、外国人観光客増を国策とするなら、不法滞在を含めた治安や犯罪等の対策も必要になる。

 安倍総理は、昨年9月の国連総会で、シリア・イラクからの難民問題に対し、970億円の支援を発表した後の記者会見で、「難民と移民」を混同して回答し、物議をかもした。

 政府は、アベノミクス同様、都合の良いところだけ見る”内向きの国家観”が通用しないことを認識すべきだ。