プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★プラチナ・ランナーの軌跡:④斑鳩・法隆寺マラソン(2/3)

2020-02-04 08:39:28 | スポーツ
 私は、会社を辞めることを口外しなかったが、株主総会の議案で嗅ぎつけた誰かが画策したらしかった。

 有志(約50人)の大半が「にわかランナー」で、それぞれ走力見合いの種目に出場し、レース後に法隆寺前の料理屋で、打ち上げパーティを用意していた。

 1,000人に見送られるより、50人の心こもった気遣いに、覆面送別会として妻と共に料理と酒に酔い、人の心に酔いしれ、会社主催の送別会を辞退した。

 今もなお、思い出深く感じるのは、彼らの温かい心根だけでなく、これを契機にランニングを続ける仲間が数多く誕生したことだった。

 一方、私はサブフォー目前で、充実したランニング生活を送っていたが、2か月後、東欧旅行の最中に病いに倒れ、ブダペストの病院で長い入院生活を余儀なくされたので、まさにこの世は一寸先が闇だと思う。