プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★プラチナ・ランナーの軌跡⑪フィナーレ

2020-02-11 08:41:11 | スポーツ
 数年前から、ほとんどの大会で妻の後塵を拝するようになり、会場についたあとは、すべて別々のメニューで行動するようにした。

 まさに、”集団の中の孤独を味わう”マラソンの醍醐味で、自分自身を冷静に見る良い機会になった。

 スタートラインに並んでいる間に、色々なことを思いだすが、過去を振り返ればキリがない。思い出を捨てないと、新しい夢を担ぎきれない。

 古希を迎えた時、「過ぎし日の記憶にすがり老いるなら まだ見ぬ夢を追いて走らん」と詠んだ。
喜寿を迎えるにあたり、「過ぎし日の記録をすべて捨て去りて 見果てぬ道を探し進まん」と詠み替えた。

 これからは、スタート位置に並んだら、般若心経を唱え、「同行二人」のレースを楽しむつもりでいる。