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時悠人chosan流処世術

★新型肺炎の不安と余波(前編)

2020-02-23 10:06:49 | 日記・エッセイ・コラム
 海外政府やメディアが、クルーズ船を「新型肺炎の温床」にした原因は、日本政府の対応遅れだと批判しているのに対し、日本政府は正当性を曲げない。

 私の素朴な疑問は、加藤厚労大臣や副大臣が、最初の段階で、現場を自らの目で見て対処策を講じなかった基本姿勢にある。

 3人の閣僚が、地元の新年会や表彰式等を優先した無責任さもさることながら、対策会議自体が情勢報告の場でしかないことを如実に物語っている。

 各種イベントの開催についても、必要性の是非を主催者側の判断にゆだねるというが、政府の責任回避の便法に過ぎず、各地で大規模なイベントが次々に中止や延期に追い込まれている。

 政府の主体的な姿勢と具体的な対策が不透明なままでは、国民の不安が拡大一方だ。