プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★プラチナ・ランナーの軌跡⑩幻のレース

2020-02-10 08:27:55 | スポーツ
 手元に残っていた記録証は、フルが24枚だったが、記憶によれば、他に6レース出場している。更に、ハーフ1・10㎞1を加え、8つの幻のレースがある勘定だ。

 自分の意思でゼッケンを外すのを棄権、競技条件をクリアできないのを失格とするなら、「棄権6、失格2」になる。

 二つの失格は千歳マラソンで、棄権の6は、フル4、ハーフと10㎞各1だが、ハーフと10㎞はオーバーペースによるもので、未熟さを晒した。

 しかし、4つのフルは、木津川では2回とも30㎞、弘前では32km、東京では25km地点でギブアップしたもので、体調や気象条件よりも、走る気力を喪失した結果だった。

 幻のレースを通じて、マラソンを完走する極意は、「完走したいと思う心の強さ」にあることを学んだ。