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★「病院船」建造の議論を!

2020-03-03 08:20:02 | 日記・エッセイ・コラム
 2月29日、安倍総理が、テレビを通じて国民に語り掛けた時、私はスィッチを切った。

 「国民の生命を守るのが私の使命」とか、「私が全責任を持つ」と繰り返しても、具体策が伴わなければ、共感を覚えない。

 為政者が、国家ビジョンよりも大衆迎合的な補助金や支援策を打てば、行きつく先は国民の懐になる。

 この際、災害のたびに議論の題材になる「病院船」建造の検討に向けて動きだすべきだ。

 アメリカを始め、イギリス・ドイツ・ロシア・中国・オーストラリア等々、多くの国が所有し、世界最大級の病院船「マーシー」(米)は、7万トン級で120の手術室、1,000床、ICU80床を備え、60人の医療スタッフが常駐し、非常時には1,200人に増員出来る。

 災害大国日本が、「病院船」を持たない理由が建造費用だとしたら、医療設備の種類などにもよるが、護衛艦「いずも」(2.6万トン)で約1,200億円だから、イージス・アショア一基(約3,000億円)分で賄える。

 一斉休校が総理の大英断だと支持する人がいれば、冷ややかに見る人もいたって良い。