今年で3回目を数える坂井市古城マラソンは、2005年まで「丸岡古城マラソン」の名称で30年の歴史を持っていたが、平成の大合併で町名が変更され、丸岡の名前が消えた。
丸岡城は、「日本一短い手紙」で知られるが、これは振興事業として設けられたもので歴史上の真の価値とは異なる。1576年、柴田勝家の甥勝豊が築城したもので、国内に現存する天守閣を有する12の城の中でも日本最古のものだけに、大会名から「丸岡」の名前が消えたのが残念だ。 見にくい写真だが、大会プログラムに付いていた日本陸連が公認コースとして認定した証明書。有効期限は、平成15年から5年間で、走路名が「まるおか古城ハーフマラソンコース」となっている。写真左ページには、「完走証貼り付け欄」があり、保存できるようにとの配慮がされている。今年7月15日で公認期限切れになると来年はどんな名称になるのだろう?
さて、肝心のレース結果だが、目標タイム57分には程遠く「59分26秒」に終わった。全体的にフラットで走り易いコースで体調も良かっただけに、無念だが実力として認めるしかない。帰路、真っ先に思い浮かんだのは、去年11月の大阪淀川マラソンの反省会の席上、走友に「来年はハーフ2時間以内」を宣言したこと。現段階で諦めるのは尚早だが、10キロで1時間を切るのが精一杯となると無謀と思えてきた。いっそのこと、「(前期・中期・後期)高齢者の3分類」を新設してくれと、一人ふてくされている。酒の勢いは実にコワイ!!