静岡駅南口からシャトルバスに揺られて、約40分で日本平ホテルに着いた。
標高308mに建ち、「風景美術館」と評される素晴らしい眺望を誇るホテルは、一昨年、久能山東照宮を山下から歩いて参拝した時からの念願だった。
部屋の窓は、床から天井までサッシのない全面ガラス張りで、景色を遮るものがなく、雲海が墨絵のように広がっていた。翌朝、真正面に雪を頂いた秀峰富士山が姿を現した時、思わず、感嘆の声が漏れた。
眼下に静岡市街地と駿河湾、三保の松原、清水港、左に東名高速と東海道新幹線が広がる大パノラマは、まさに風景美術館の名にたがわない絶景だった。
今まで、御殿場や伊豆箱根、河口湖などから仰ぎ見た富士山を、ベッドの中から眺めた時の感動と満足感は、筆舌に尽くしがたいものだった。
富士山を借景にしたレストランの朝食が美味かったことは言うまでもないが、もし、再訪の機会に恵まれたら、部屋のベランダで、コーヒーやワインを飲んで、悠久の時の流れに身をゆだねたいと思った。
標高308mに建ち、「風景美術館」と評される素晴らしい眺望を誇るホテルは、一昨年、久能山東照宮を山下から歩いて参拝した時からの念願だった。
部屋の窓は、床から天井までサッシのない全面ガラス張りで、景色を遮るものがなく、雲海が墨絵のように広がっていた。翌朝、真正面に雪を頂いた秀峰富士山が姿を現した時、思わず、感嘆の声が漏れた。
眼下に静岡市街地と駿河湾、三保の松原、清水港、左に東名高速と東海道新幹線が広がる大パノラマは、まさに風景美術館の名にたがわない絶景だった。
今まで、御殿場や伊豆箱根、河口湖などから仰ぎ見た富士山を、ベッドの中から眺めた時の感動と満足感は、筆舌に尽くしがたいものだった。
富士山を借景にしたレストランの朝食が美味かったことは言うまでもないが、もし、再訪の機会に恵まれたら、部屋のベランダで、コーヒーやワインを飲んで、悠久の時の流れに身をゆだねたいと思った。